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日焼け止めの落とし方!敏感肌でクレンジングオイルでも肌荒れする人へ

日焼け止めの落とし方!敏感肌でクレンジングオイルでも肌荒れする人へ

日焼け止めを落とす方法、どうやっていますか?敏感肌の人、乾燥肌の人、紫外線で肌が一時的に炎症を起こして敏感になっている人にとっては、クレンジングで逆に肌を傷めることもあり、悩んでいる人も多いはず。肌に負担をかけない日焼け止めのクレンジング方法をシェアします。

日焼け止めの落とし方は工夫が必要。敏感肌の人は特に注意!

日焼け止めは乳液タイプやジェルタイプ、軽いパウダータイプのものから、ウォータープルーフの強力なものまで、いろいろな種類があります。
クレンジングの方法はそれぞれの日焼け止めのパッケージなどで指定がありますが、
洗顔石鹸のみでおちると書いてあるものから、専用のクレンジング剤が指定されているものまで様々です。

しかし、専用のクレンジング使用を推奨するものでも石鹸だけで落ちたり、ウォータープルーフと書いてあっても石鹸のみでほとんど落ちてしまったりと、製品によって大きく差があります。

また、重ね塗りを何度もした場合と、日焼け止めの前にオイルなど下地を塗っている場合でも洗い流しやすさが異なってきます。

パッケージの説明をきちんと見たうえで、自分の肌の状態によって様子を見ながら、きちんとオフしていく必要があります。

軽い日焼け止めを使った時には石鹸だけ、
強力な日焼け止めを使った時には、成分が肌に残らないよう、念入りに落とす、

というように、状況に合わせてクレンジング剤も変えて対応していくのがベストです。

きちんと落ちているかどうかを確認するポイントは、

・日焼け止め特有のにおいが肌から取れているか
・ぬるま湯で肌を流した時にぬめりがないか、
・ウォータープルーフの日焼け止めは水をはじくので、肌に不自然に水をはじく部分が残っていないか

などです。

傾向としては、
日焼け止めは、SPF値が高いほど、落ちにくい傾向にあります。

クレンジング自体が敏感肌の人にとってはお肌の負担に

落ちにくい日焼け止めは、強いクレンジング剤を使わないときれいに落ちません。

肌に日焼け止めが残ってしまうと、肌荒れの原因になります。

かといって、強力なクレンジングを毎日使うと、お肌への負担は大きくなり、やはり肌荒れを引き起こしていまいます。

日焼け止めのクレンジングにも種類がたくさんあります。

・リキッド(水性)
・クレンジングミルク
・クレンジングジェル
・クレンジングオイル
・拭き取りタイプ

製品によりますが、上から順に、下に行くほど洗浄力が高くなります。

そして、どのタイプであっても、日焼け止め専用のクレンジングは、洗浄力が高く設定されています。

洗浄力が高いということは、脱脂力が高いということです。そして、強力な界面活性剤が含まれているため、皮脂膜や角質層のセラミドなどの保湿成分を奪い、肌表面のバリア機能を損なう恐れが高くなります。

肌の乾燥がひどくなってきたら要注意です。

どのクレンジング剤を使う場合も、すばやく洗って、できるだけ早く肌から洗い流すようにしましょう。
長時間肌にクレンジング剤を塗って放置すると、それだけ刺激も強くなってしまいます。

強めの日焼け止めを使った場合は、洗浄力の高いクレンジングオイル等を使わざるを得ませんが、
手早くクレンジング剤を肌になじませて、洗い流し、
洗顔後はいつもより入念に保湿をしておきましょう。

クレンジングオイルで肌荒れしてしまう人の日焼け止めの落とし方

日焼け止めをしっかり落としてくれるクレンジングオイル。

使いたいけど、洗った後の肌荒れが気になる場合は、どうしたらいいでしょうか。

そんな時には、

界面活性剤が入っていないオイル(オリーブオイル、ホホバオイル・コールドクリームなど)を使ったクレンジングをお勧めします。

私もいろいろ試しましたが、ホホバオイルが一番洗浄作用と保湿作用の両立がうまくいきやすいと感じています。

ホホバオイルの成分組織は人の皮膚にある皮脂膜と非常に似ていて、肌によく馴染みます。

ワックスエステルという成分が入っているのですが、
ワックスエステルは人間の肌の中にも約20~30%含まれている成分で、
お肌の水分守り、バリア機能を高め、潤いを与えてくれている成分です。

日焼け止めやメイクとも馴染みやすく、優れたクレンジング力が備わっています。
毛穴の奥につまった汚れも浮き上がらせてくれます。
オリーブオイルをメイク落としに使うことも可能ですが、オリーブオイルよりホホバオイルのほうが、テクスチャーが軽く、するするとなじんでくれて扱いやすいです。

しかも、ホホバオイルにはビタミンEが多く含まれています。
ホホバオイル特有の成分により、抗酸化力と抗菌力があると医療現場でも認められており、
主に海外では火傷治療やアトピー治療でステロイドの代わりに使われています。

基本の使い方は以下の通りです。

1 ホホバオイルをたっぷり手にとって人肌に温めます。

2  手に取ったオイルをお肌についた日焼け止めになじませます。
  決してゴシゴシ擦らずに、優しく指の腹をすべらせるようにします。

3 ティッシュを顔に乗せて、オイルを吸い取らせます。(ティシュオフ)
  決してゴシゴシ擦らないこと。

4 ぬるま湯と石鹸で洗顔します。泡洗顔で優しく肌を包むように洗いましょう。
  肌に残ったホホバオイルと汚れを落とすにはお湯がいいですが、
  お湯の温度が高いと肌の必要な皮脂まで落ちてしまうので注意します。

もうひと手間、ティッシュオフした後に、
蒸しタオルを用意し10秒ほど顔にのせ、残ったオイルと肌の汚れを吸わせる
という工程を2回程度行うと、より汚れ落ちが良くなります。

日常使いのたいていの日焼け止めはこの方法で取れますが、

もし強力なウォータープルーフタイプの日焼け止めの場合は、日焼け止め落とし用のオイルクレンジング剤と
ホホバオイルを両方使うことで、洗浄力をアップすることができます。

まずホホバオイルをたっぷりお肌になじませた後、
洗い流せるオイルクレンジング剤を手にとり、
肌の上で先に塗っておいたホホバオイルになじませます。

あとは普通に洗い流せば、OK。

オイル残りが気になるようであれば、洗浄力の優しい石鹸でもう一度洗うとさっぱりします。

オイルクレンジングの強力な洗浄力を生かしながらも、ホホバオイルの保湿力で洗顔後の乾燥から肌を守ることができます。

ホホバオイルはグレードによってお値段もピンキリですが、クレンジング用であれば、気兼ねなく使える値段のものを用意して、たっぷり使用するのがいいです。
品質は化粧品・マッサージ用レベルであればどれでも問題ありません。

精製と未精製があり、未精製は黄色い色をしていて、有効成分が高いので値段も高いです。

クレンジング用であれば精製ホホバオイルで十分です。
むしろ、未精製ホホバオイルは、敏感肌の人には残留成分が刺激になることもありますので・・・。

おわりに

日焼け止めを毎日使うと、毎日の洗顔でも肌への負担は大きくなってしまいます。

バリア機能が低下し、乾燥が進むと、紫外線の影響も受けやすくなってしまいます。

肌の潤いを保つことが、UVケア効果も高め、シミシワのない肌を維持することにつながります。

もともと肌が敏感な方は特に注意して、洗いすぎにならないようにケアしていきましょう!