新月の願い事をする際に、ボイドタイムは避けたほうがいいのか、それとも気にしなくてかまわないのか。これについては、いろんなサイトで占い師さん始めいろんな方が書いてらっしゃって、それぞれ気にするしないが異なっています。結局どうなんだろう?と迷っている方へのアドバイスです。
まず、新月の願い事を最初に提唱された、西洋占星術師の ジャン・スピラー さんは、著書の中で、「ボイドタイムについては避けるのがベスト」と書かれています。
いやいや、ジャン・スピラーさんの「魂の願い 新月のソウルメイキング」には書かれていません~ というサイトさんも多くあるようですが・・・。
実は 確かに、「魂の願い 新月のソウルメイキング」 にはボイドタイムという言葉が一切出てこないんです。
しかし、「魂の願い 新月のソウルメイキング」の原著・英語版の同じ書籍「NEW MOON ASTROLOGY」には、ちゃんと記載があります。
HOWEVER, if the Moon is Void Of Course ( 中略 )during the first forty-eighthours, it is best to avoid that time period and write down your wishes before the Void begins or after it is over. 「NEW MOON ASTROLOGY , p8」
英語原本の方の8ページに記載があって、新月開始から48時間以内がお願い事の有効期限ですよ・・・と書かれた後に、上記のように記載があります。英語ではボイドタイムのことを「Void Of Course」って言うんです。英語の占星術サイトみているとよく出てきます。
直訳すると「しかし、もし48時間のうちで月がボイドタイムの場合は、その時間帯を避けて、ボイドタイムが始まる前か終わった後にお願い事を書き出すのがベストです」となります。
原著では、その後、ジャン・スピラーさんのホームページ上で、正確なボイドタイムの時間がアップされています、と続いています。
これが、日本語の「魂の願い 新月のソウルメイキング」の方だと、33ページ当たりの記載になるのですが、「毎月、新月が始まる時刻の直前には、中間期ともいうべき時間が~」とちょっと違う訳になっています。もしかしたら、Void Of Course=ボイドタイムは占星術用語なので、翻訳しづらかったのかもしれないですね。
ということで、ボイドタイムは避けたほうが良い ということになります。
ですが、ジャン・スピラーさんの原著では、ボイドタイムについては上記の箇所でしか触れられておらず、上記の文章の後、
「新月開始の瞬間から8時間以内に、いつでも可能な時に、紙に願い事のリストを書きだしましょう。」
と続きます。「whenever possible」って書いてあるんです。
しかも、ルールを箇条書きにしているページには、ボイドタイムを避けることは記載がなく、厳密なルールではないようです。
全体的な内容からするに、新月開始から8時間以内が最も願い事の叶う時間帯で、48時間以内が有効期間ということの方に重きが置かれています。イドタイムは、できれば避けたほうがいい、と言うぐらいで、それよりも新月開始から8時間を重要視している時に実行することの方が大切だし、48時間内で自分でできる時、やりたい時に実行することの方が重要なんでしょうね。ボイドタイムを気にするのは優先順位的には低いし、厳密にルール化されているものでもないです。
私は、個人的には、ボイドタイムを避けるようにはしています。このサイトでも新月カレンダーを掲載していますが、そこにもボイドタイムは掲載するようにしています。できればやったほうがいいのであれば、やろっかな、ぐらいの感じです。(^^)
ボイドタイム中に、どうしてもタイミング的にお願い事を書くとしても、後から見直せばいいですし、ボイドタイムというのは決断が曖昧になったり、判断力が鈍る傾向がある時間と言うだけで、その時間にやったことが台無しになってしまうものではないと思います。
結論は、ボイドタイムは占星術上、できれば避けたほうがいい。 だけど気にし過ぎる必要はないよ。 ぐらいかな。
それより、願い事の開始時間を守って、あなたの心から納得のいくお願い事を書くほうがずっと大切。新月開始の瞬間に願い事をすれば叶うんだ~とわくわくする気持ちで楽しむこと、信じることの方が、ずぅ~っと 大切だと思います。
もし、ボイドタイムを避けるかどうかで迷っていらっしゃる方や、気にし過ぎてカチコチになってらっしゃる方がいれば、是非、この記事をシェアしてあげてください。
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