新月の願い事で、ボイドタイム という言葉が出てきます。
そもそも、ボイドタイムとは何ぞ・・・？
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ボイド（VOID）とは，英語で，空虚・空白・無駄・無効という意味で、ボイドタイムは、西洋占星術上の惑星が,
他の星と意味のある角度 （0度,60度,90度,120度,180度 アスペクトとか座相という）を最後に作ってから、その後、どの惑星ともアスペクトを作らず、次の星座に入るまでの時間のことを指します。
この時、天体の位置関係から、月が地球に対して、どんな星の性格をも反映せず、月の働きが「無効」になります。
ボイドタイムの時間帯に下した決定は無効になる、着手した事が無効になる、判断基準がずれてしまうと言われています。
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はい、辞書的な意味では、そういう時間帯なんですね。
ちなみに、このボイドタイム、新月の間だけではなく、ほとんど毎日あります。星座や月は常に動いているから。
月はいろいろな角度で太陽や惑星の性格を反射し，絶えず微妙に変化して、人間の心の働きにも微妙な変化を与えています。また影響を与えられることで人間の心や体もバランスをとっているという、いわば相互関係。満月の日には事故が多いとか、出産が多いとか、殺人が多いとか、統計的にも出ていることからも頷けます。
ボイドタイムには、月の効力が弱くなり、普段は抑えられている人間の感情や感覚が過剰に敏感・活発になるとされているそう。そのため、ボイドタイム中に決断したことや始めたことは、そのときには思ってもみなかったミスがあったり、最初計画していたのと全く違った結末になったりすることが多い。
ボイドタイム中に始めた事は、良いことも悪いことも「無効」になってしまうんだそうです。
だから、新月の願い事をする場合も、この時間帯は避けましょう、ということなんですね。
西洋占星術の占い師さんは、このボイドタイムを踏まえて、何かをするタイミングについてアドバイスをくれたりします。
あ、しまった! ボイドタイム中に新月の願い事ことを始めてしまったよ～～ という方も、ご安心を。
ボイドタイム中に開始したことでも、ボイドタイムが終わってから、きちんと見直しをすればＯＫ。ボイドタイム中に書いた願い事を再度見直しをして、自分の想いとずれていないか、確認をして、書き換えればいいのです。
ボイドタイムだから、何か悪いことが起きるとか、ペナルティがやってくるというわけではないので、過剰に心配する必要はないんですよね。あくまで、自分の感覚や判断力が鈍る時間帯なので。
だから、占星術でアドバイス受けたりすると、大きな決断を要することで、後から修正が効かないことは ボイドタイム中は避けましょうと言われます。株式投資とか、不動産のような大きな買い物とか、ビジネスの商談を詰めるとか。プロポーズとかもダメ。
でも、新月の願い事は、後からいくらでも 願いなおしをしたり、書き直しもできますよね。48時間は新月の効果があるとされていますから、やり直しも訂正も可能なんです。心配し過ぎたり、気にし過ぎることで、肝心のお願い事や日常生活がおろそかになるほうが、よっぽど良くないです。
ちなみに、新月の願い事 の創始者の ジャン・スピラー さんは、著書「NEW MOON ASTROLOGY」の中で、
「できれば、ボイドタイムは避けましょう。」
とおっしゃっております。
ニュアンスや書き方からすると、必須ではないけれど、可能であれば ボイドタイムは避けたほうがいい、という感じ。それより新月開始から8時間以内の効果や、自分の心からの願いを書きだすことの方を重要視されている感じですね。