2020年6月 蟹座の新月は、6月21日 15:42から始まります。
ピンク色の時間帯が、新月開始から8時間です。願いが叶う力が最も高い時間帯です。
この時間帯に願い事を考え始める、書き始める、というように作業をスタートさせるといいです。
日本国内のコロナウイルスは収束した地域と、2波が来ている地域があるようです。感染症は見えないため、どこでどう広がるかわかりません。引き続き生活の見直しを迫られている状況ですね。
しかし広く世界を見渡してみれば、日本の感染食い止めはうまくいっているほうであるとわかります。もちろん国内人口そのものが日本は少ないのですが、都市ロックダウンをせずに新規感染者数を減らすことができているのですから、施策が功を奏しているといえるでしょう。
一人ひとりができる範囲で努力と配慮を重ねた結果だといえるでしょう。
残念ながら、自粛や他社への配慮ができなかった人もいます。それぞれが個別の事情を抱え、そのなかでできることがなかったケースもあるかと思います。
そんな方は再起してから周りに体験を語り、経験を次に生かせるよう反省をすればよいのです。批判したり卑下したり、不安から社会を責めたりしていれば復帰はどんどん遠のきます。
アクシデントの中で人の本性があぶりだされることも多々あります。
だれもが先行きの不安を抱えるときには、感情的になりやすいです。自分の不機嫌や不安をどこかにぶつけたくて、心に余裕がなくて、他人にぶつけてしまうのです。争いがおきやすくなるものです。すこし立ち止まって、休憩し、自分も他者もうまくいくにはどうしたらいいのかを落ち着いて考えましょう。人の弱さを知って、意図的に時間を取る必要があります。
決して流されることなく、幸せの方向を見定めて願っていきましょう。
では今回は、蟹座の性質から新月の願い事が叶いやすいテーマを紐解いてみましょう。
蟹座は蟹の姿や形からイメージを膨らませます。
蟹座の由来は、ギリシア神話に伝わるヘラクレスと怪物・ヒドラの戦いの中に登場する大蟹です。この大蟹は怪物の首を切ったときに出てきてヘラクレスの邪魔をします。しかしヘラクレスに踏みつぶされて退治されます。
蟹は大神ゼウスの妻ヘラに使わされたといわれたり、自ら怪物ヒドラを助けに行ってヘラクレスを挟みんだものの踏みつぶされたといわれたり…諸説あります。いずれにせよ仲間のために戦って敗れたことを哀れまれ、星座にされたといわれています。
蟹座には愛国心や自分の居場所を守るという大きなテーマがあります。星座の由来の神話を見ると想像がつきやすいですね。
かたい甲羅で覆われた蟹の姿こそ守りの象徴です。二つのハサミで来るものを挟んで攻撃し、自らを守っています。そして身内を守ろうとする本能も12星座の中で一番大きいといえます。
だからこそ蟹座は母性や家庭、母国といったテーマを扱うんですね。
ひとくくりに「ホーム」というテーマですが、それは「守るべきもの」としてのホームであり、自分の「ベース」なのです。それも、落ち着きやくつろぎといった精神的なものより、より物質的な側面で生死にかかわる部分というイメージのほうが近いです。
職業でいえば、母親業、主婦、保育士、料理屋さん、スモールビジネスのオーナー、教師や看護師です。小さな子供を守る職業はテーマとして最適です。守るべき存在の命を守る衣食住の基本を扱う仕事もテーマになりますので、インテリアや不動産仲介も願い事に入れることができます。カウンセラーなども個人の精神的基盤を守るうえで適している職業といえるでしょう。
母親業は問題解決の連続です。人事管理やマネジメント能力も実は必要です。複数の仕事を同時にこなせる管理能力もテーマに最適です。
蟹は海の潮の満ち引きにも敏感で、月の満ち欠けにも影響を受けて生息しています。環境変化を察知し、自らと自らの子供を守ります。
人の世話をすること、母性、感受性が願い事のテーマとしても適しています。
逆に蟹座の悪い面が出ると、過保護で疑い深く、重い愛情で人をダメにしてしまいます。一見親切に見えて、それは愛情の押しつけであり、相手の意思を奪い支配することになってしまいます。
小さな変化に敏感であるのはいいのですが、変化に逐一反応し、一つひとつに害がないかどうかうたがってかかる姿勢は自らも他人をも息苦しくさせます。良かれと思っていても逆に自由を損ねてしまうのです。
そんな悪い面がある、日々悩まされていると心当たりがある場合は、それらを改善するテーマの願い事を入れておくといいですね。
双子座のテーマになる体の部位は、 乳房や胃袋です。生きるための基盤になる部分ととらえると想像しやすいですね。これらの部位に改善したいことや向上させたいテーマがある場合は、ぜひ今月の願い事に書き入れていきましょう。
そのほか、蟹座の願い事の書き方、文例などはこちらもどうぞ。
今あなたが守りたいものは何ですか?