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2021年3月魚座の新月のスケジュール

2021年3月魚座の新月のスケジュール

2021年3月 魚座の新月は、3月13日 19:22から始まります。

ピンク色の時間帯が、新月開始から8時間です。願いが叶う力が最も高い時間帯です。
この時間帯に願い事を考え始める、書き始める、というように作業をスタートさせるといいです。

12星座の最後をつかさどる魚座の新月がやってきました。3月20日には春分を迎え、西洋占星術では「宇宙新年」「宇宙元旦」ともいわれる節目、1年の始まりとなります。

今回の魚座の新月は、節目の前、さまざまな物事の幕引き、そして新しい未来へ向けて想像力を働かせて夢を見ることがテーマになりそうです。

魚座の大きなテーマは「浄化と解放」です。

古い自分を振り返って浄化し、つらい思いや苦しみ、思い込みをどんどん手放すのにふさわしい時期となります。

また、魚座は幻想や夢やロマンといったテーマも持ち合わせています。非現実的なこと、夢想レベルの理想、なんでもありです。イマジネーションの世界で様々なことを思い描くといいのです。

新しいこと、今までと全く違ったこと、大きな夢想、それらを空想することによって、過去から今に続く生き方の中で「理想でないもの」も浮かび上がってくるのです。逆説的ですけれども。

夢のような、それこそ突飛なぐらいのキラキラの未来を思い描き、そこへ近づくために嫌な要素を浄化し手放す。

こうして魚座の新月に自らを振り返って願い事を書けば、春分の日から始まる新しい年への素晴らしい助走となること間違いなしです。

手放す、終わらせる、という行為は意外と難しいものです。手放すということは解放であるとともに、大きな変化となるため、人間の防衛本能が働き現状維持を選びたくなってしまうことも多いからです。

しかし、古い習慣を持ったまま新しい自分になるのもまた難しく、挫折の原因となります。古いものを手放さないと新しいものが入ってこないとはよく言ったもの。古いものが残っていると、新しい自分への移行の際に足を引っ張るのですね。

よりよい未来を夢想し、ハッピーな気持ちになることで、手放す行為を後押しすることができるのです。バッサリと関係を断つ、きっぱりやめるという意志力を駆使した方法ではなく、理想を夢見るあまり嫌なことを自然と忘れさり、やめてしまった、というような状況にもっていくことができるのです。

まさに、水に流すという表現がぴったりです。

魚座の新月に上手にタイミングに乗っていきましょう。

魚座新月のテーマには、スピリチュアルも入ってきます。精神世界がテーマになります。新月の願い事や西洋占星術に興味がある人はスピリチュアルに興味がある方も多いかと思います。

スピリチュアルな情報を受け取るには、ささいな変化に気づいたり、直観をありのまま受け取ることが大事になってきます。

心理の大家、ユングは、人間の心の機能には「思考」「感情」「感覚」「直観」の4つがあるといいました。この4つのうちどれが一番よく働いているかで人をタイプ分類できるとしていましたが、いずれはその4つすべてを使いこなす全体性を得るのが成長だとも説きました。

あなたの日々の行動はこの4つのうちどれによって決まっているのか?振り返ってみるのも面白いかもしれません。

直観は感覚の正反対の機能です。感覚は、今感じているありのままです。直観はぼーっとしているときに突然なんの脈絡もなくひらめいたりする機能です。

手の中に感じている冷たさ、温かさ、痛み、心地よさ、が感覚。現実味はなくとも突然わかった!となるのが直観ですね。

直観を磨くには、瞑想をするのも効果的です。頑張る必要はなく、ただ何もせずぼーっとするのです。体も脳もリラックスして、解放された気分になることができます。

普段からぼーっとすることに慣れている人なら何ということもないのですが、思考(論理)や感情(好き嫌い)で生きているとなかなか難しかったりします。あえてぼんやりするというのが瞑想です。普段なら思いつきもしなかったような未来のビジョンがわいてくるかもしれませんね。

整理されていない混沌(カオス)の中から新たなものが生まれてくる、そんなイメージです。

明確に境界を設け、分類し、整頓している状態ではなく、ごちゃごちゃとしたものの中から生まれた新たな未来を直観によって選び取り、残ったものは水に流すかのように自然と手放していくのです。

12星座の最後である魚座は、「総合的完成」の最後の最後です。これまでの12星座の意味やテーマをすべて圧縮して溶解し、一つに溶け合わせたようなものです。溶け合っているのですべての要素があり、それでいて自意識も溶け合ってあいまいです。

しかしともすればそれは、不安定であり、あいまいであり、なんでもありの大混乱状態でもあるのです。何もかもが溶け合う中で意味も薄れ、抽象的になり、ぼんやりと忘れてしまうということもあります。

悪い方向性のテーマは、非現実的で不安定で忘れっぽい、となります。地に足がついていないと言い換えることもできるでしょう。

また魚座のマークは2匹の魚。神々の宴会中にテュポーンという怪物が現れ、神々が襲われます。
その際、美の女神であるアフロディーテとその息子エロスは、共に魚になって、川に飛び込んで逃げようとしました。しかし川の流れは急で流されてしまいそうになります。二人はお互いを紐で結び、はぐれることが無いようにした姿。それが魚座のマークです。

博愛や慈愛もテーマとなります。一体感もテーマになります。

自他の境界もあいまいで、侵害されて知らぬ間に被害者になっていることなどもあるかもしれません。被害にあっていることにも気づかずにぼんやりと奪われ続けているということもあるのです。さらにそれすら気にしていないという…。

無力であることも受け入れるということは、はなから何もかもあきらめているということと同じです。こうなると夢見心地の幸せな時間が知らないうちになくなってしまうこともあり得ますね。

こうしたマイナス面のテーマを何とかしたいという方は、願い事の中に改善したいテーマを入れておくといいでしょう。魂やスピリチュアル的直観が指し示す方向へ向かうという、夢見る推進力だけは持ち続けたいものです。夢や希望は生きる活力になります。

魚座の願い事に最適な体の部位は、足・外反母趾・リンパ腺です。風邪や中毒といった症状もテーマになります。中毒症状に陥っているとき、人は幻覚を見たり夢見心地になります。お酒やドラッグは一時的に夢見心地ですべてを忘れられるような快楽をもたらしますが、過ぎれば現実世界に戻れなくなるほど心身を損傷します。改善したい愛は願い事に書いておくと叶いやすいでしょう。

その他、魚座のテーマや願い事の具体的な書き方はこちらを参照してください。

魚座の新月の願い事 書き方の例はこちら>>

あなたが夢見る未来に向けて、何を手放していきますか?