ダイエットや便秘解消にも効果的と2015年に大人気となったチアシード。日本でもだいぶメジャーになってきて、大型スーパーでも手に入るようになりました。でも見た目がグロくて挫折する人や、ダイエット効果が感じられない人もいるようですね。チアシードの栄養をしっかり摂りこめて、ダイエットに効果的な食べ方はどうしたらいいのか？シェアしてみたいと思います。
チアシードのダイエットに効果的な食べ方は？水に戻して食べるのがお勧め
チアはシソ科ミント系サルビアの一種。チアとはマヤ語で「力」「強化」を意味し、チアの種子は１０００年以上前からメキシコの先住民アステカ民族食べてきた歴史があります。
チアシードの特徴は、大量の水分を吸収することです。
また、水分を吸うことで、種のまわりに水溶性食物繊維により、ゼラチン状の物質ができます。
この特徴が、ダイエット食品として注目されています。
ゼラチン状の食物繊維によって満腹感が得られ、食事の量を減らせるから、というのが理由のメインです。
同時に食物繊維が便通を良くしてくれるので、デトックス効果も期待でき、ダイエットにも有効ということですね。
チアを簡単に摂取しやすくするには水につけるほうが良いです。
水にチアシードを入れてスプーンでかき混ぜておいておくと、１０分程度でふやけてジェル状になります。
それをヨーグルトやスムージーなどに入れて食べます。
食事の前半に摂取することで満腹感を得て、食事の量を減らす効果が期待できます。
・・・だけど、ダイエットしなくちゃいけない人に限って、胃の中で食物繊維が膨れてくれても、
おいしそうなものを目の前にしたら、「別腹！」って誘惑に負けて食べてしまいがちですけどね（＾＿＾；）
強い意志を持って頑張りましょう！
私のおすすめは、酵素ドリンクにチアシードを入れて、１食置き換えダイエットをすることです。
酵素ドリンクを水で薄めたものをペットボトルに作っておき、その中に水でふやかしたチアシードを混ぜておきます。
酵素ドリンクとチアシードの量はお好みで！
食事の時間～次の食事の時間までの間、空腹感が出たら、このチア酵素ドリンクを飲むようにします。
単純に１食抜くよりも、酵素ドリンクやダイエット食品だけの置き換えの場合よりも、空腹感は格段に楽です。
しかも、人によっては食事の量を減らすと便秘になってしまうことがあるようですが、この方法だと心配がありません。
酵素と食物繊維の効果で便通もすこぶる快調です。
酵素ドリンクはいろいろとありますよね。万田酵素や大高酵素のような、食物を発酵させて作られている酵素ドリンクと、生の野菜や果物の酵素を生かして作られた酵素ドリンクです。発酵酵素は病気からの体力回復や免疫強化などに向いています。別に発酵酵素でも良いのですが、ダイエットや美容・アンチエイジングに向いているのは、もちろん生の野菜や果物の酵素！
もうご存知の方も実践者も多いですよね、グリーンスムージーで生の酵素をたっぷり摂るのがお勧めです！グリーンスムージーって果物味でおいしいのに野菜が取れるし、キレイになれるので、流行るのもうなずけますよね。
グリーンスムージー＆チアシードは、酵素の力とチアシードのアミノ酸や栄養素で必要な栄養素が補えるため、健康的に痩せることができます。
是非試してみてください！
毎朝生の野菜と果物をブレンダーにかけて作るのが理想ですが、毎日大量の新鮮な野菜と果物を準備するのが大変！作るのも大変！というダイエッターのために、パウダータイプで水に溶かすだけでグリーンスムージーが作れるものも販売されています。あらかじめチアシードは前日の夜に水に付けて瓶に入れて冷蔵庫に保存しておき、朝にグリーンスムージーに混ぜて飲むだけなのでノーストレスです。
オフィスに冷蔵庫があるなら、会社に持って行って作ることもできてしまいますから、仕事の合間に口さびしくて間食してしまう人は、おやつをグリーンスムージー酵素ドリンク＆チアシードに替えてしまう！なんてこともできて最高に便利です。
毎朝おいしく続けていけば、楽にキレイに美ボディが手に入りますね。
チアシードは水で戻さないでも食べられるけれど・・・
さて、チアシードを水に戻した時の、あのプルプル感や、見た目が苦手な人もいるようですね。
特に黒いチアシードだと、カエルの卵の小さいヤツみたいで食べたくなくなる人もいるとか。
言われて見れれば、見た目は良くはないですね。
白いチアシード（サルバチア）にすれば黒いものより見た目はマシですし、
水での膨らみ方も黒いチアシードは約１０倍、白いサルバチアは１４倍と強力ですのでダイエット効果も高いと言えます。
それでもビジュアルがだめなら、
チアシードを水で戻さず、サラダにトッピングしたりして食べる方法もあります。
ゴマと同じ感覚で、グリルしたお魚やお肉の最後に振りかけるのもいいですね。
ハンバーグの中に練りこんでおくのもいいですよ。
そのほかには、パンケーキやマフィンの中に混ぜ込んだり、クッキーやビスケットに入れておく方法もあります。
チアシードの本場である中南米や、日本より上陸が早かったアメリカでは、チアシードを粉末にしてパンなどに入れて食べているそうです。
ですが、ダイエットにチアシードを使うなら、スイーツに入れるのはいただけませんね・・・。
チアシード入りだからと、心を許してたくさん食べるようなことがあったら（ありがちですが）もちろんダイエット効果もありませんよ。
チアシードは吸水性が高いですから、お料理に仕上げにかけるなら、その後すぐに食べるようにしましょう。
サラダにトッピングしたら、野菜やドレッシングの水分を吸って、粘りが出てしまいます。
そして、この吸水性は、体内でも発揮されます。
チアシードを水戻しせずに食べた場合は、水分を意識してしっかり摂るようにしてくださいね。
そうしないと、逆に腸内の水分不足に陥り、便秘を引き起こす原因になってしまいます。
温かいお茶や白湯を飲んだり、食事のときにお味噌汁やスープを一緒に食べるといいですね。ホワイトチアシードだと料理にいれても見た目を損なわないのでお勧めです。
チアシードはそのまま食べてもダイエットに効果はある？
チアシードを水に浸さず、そのまま食べた場合、食物繊維でお腹を膨らませる効果は得られません。
なので、ダイエット向けの食べ方の基本は、水に浸して食べる方法となります。
チアシードは種としては珍しく、生で食べることができることができます。
特別な処理や調理が要らず手軽なのが魅力です。
もし、そのままボリボリ食べて、そのあと水を飲んだりしてもダイエットになるでしょうか？
結論から言うと、なるとは思いますが、実践が難しいです。
チアシードを口の中で噛んでいると、噛むそばから口の中の水分がチアシードに吸収されて、舌や歯や口の粘膜にチアシードがまとわりつき、大変なことになりますよ！
味はちょっとは穀物ぽい種の味程度でハードルは低いですが、とにかく口の中がネトネトになりますのでご注意ください。
基本的にチアシードの殻は消化吸収されやすく、ゴマのようにすりつぶさないと消化されない・・・
という心配はないとされています。
水に浸しておいたほうが栄養が素早く吸収される効果もありますし、チアシードをダイエットに活用するのであれば、基本は水につけて食べるのが良いです。
ですが、消化力には個人差があるので、あのツブツブをすべて消化するのは、人によっては難しいこともあるようです。
ダイエット中の栄養価を補う意味でチアシードを摂りたいという場合や、消化吸収を高めたいのであれば、ミルサーやゴマすり機などで、乾いた状態ですりつぶしてから、飲み物混ぜたり、食べ物にトッピングして食べるといいです。
スムージーに入れて攪拌する方法もありますが、粒が砕けるほど強力なブレンダーがあればいいのですが、ミキサーぐらいだと粒は残ります。
海外だと粉末のチアシードも販売されているようですが、日本国内では見かけません。
自宅で食べる都度粉砕するのがよさそうですね。
ちなみに、チアシードの栄養価は以下の通り。
通常プロティン２０％、油分３４％、食物繊維２５％が含まれています。
大さじ１杯（約１０グラム）で５０キロカロリー前後。
大さじ１杯の栄養価は
・たんぱく質 １．６グラム
・食物繊維 ３．４グラム
・カルシウム ６３ミリグラム
・マグネシウム ３４ミリグラム
・亜鉛 ４６０ミリグラム
・鉄 ７７０ミリグラム
・オメガ3脂肪酸 １．７８グラム
他にも抗酸化物質や微量ミネラルも豊富で、スーパーフードと言われています。
オメガ３脂肪酸はダイエットに効果的。
また、必須アミノ酸９種類がすべて含まれており、植物性のタンパク質としては素晴らしく良質です。
ですが、脂肪分が高いので大量に食べるとカロリーも増しますので、１日あたり１０～１５グラムが適量と言われています。
まとめ
チアシードは食物繊維でお腹を膨らませて、食べる量をコントロールすることでダイエット効果を発揮します。
ダイエットに効果的なオメガ３脂肪酸も豊富ですし、デトックス効果による体重減少も期待できます。とはいえ、チアシードを入れたスイーツの食べすぎにはご注意を！
あと、量販店で売られている保存状態が悪いチアシードには、見えないカビが付いている場合があるそうですので、信頼できるお店や通販で購入することを心がけましょう。品質も重要です。
チアシードはローラやミランダ・カーなどスタイル綺麗に抜群な女優さんたちがこぞって食べてますよね。
あんな風に綺麗に痩せられるといいですよね！
手軽に食べられるので、まとめ買いして是非食事に取り入れてみては？