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急性気管支炎で会社の休みを取れる?療養期間は?人にうつるの?

急性気管支炎で会社の休みを取れる?療養期間は?人にうつるの?
咳が止まらない!風邪かと思っていたら急性気管支炎と診断されたことがあります。医者からは自宅療養と言われることもありますが、会社を休む必要があるのか迷ったり・・・。そんな体験談をシェアします。

急性気管支炎で会社の休みをとれる?自宅療養といわれたら?

風邪をこじらせると急性気管支炎になってしまうことも少なくありません。症状の度合いによって異なるものの、喉に激痛が走り高熱に侵されることもあるため、医師から自宅療養をするように指示されることもあります。このような場合、仕事をしばらく休んで自宅で安静にする必要があるのですが、回復の程度によって2日ないし3日ほどお休みをすることになることが多いようです。 確かに、何日も休むことに対して日本人は特に抵抗を覚えると言われています。仕事も滞りますし、休むことによって他の人に迷惑が多少なりともかかってしまうからです。インフルエンザのような感染する病気なら仕方なく休もうという気になりますが、急性気管支炎だったら、ちょっと考えてしまう・・・、私がそうでした。 でも、経験者としては、全快するまではしっかりと自宅療養に専念することをオススメします。 正直、一日中咳が出ていると、電話もロクにとれません。人と話していても、会話の途中ですぐ咳が出ます。咳すると腹筋とか胸の筋肉も使うらしく、お腹周りが変に筋肉痛になります。書類の処理もスピードが落ちますし、生産性で見たらひどいもんですよ。四六時中喉いたいので話したくないし・・・。熱っぽいと判断ミスも起こしやすいです。 医師に急性気管支炎で自宅療養と言われたら、諦めてとにかくゆっくり休むこと。これに尽きます。処方された薬をきちんと服用して、水分をこまめにとり食べられるものを食べましょう。食事中も容赦なく咳が出ますし喉も痛いですから大変です。無理をして食べることはありません。量を減らして回数で摂ります。 また、自宅療養を命じられたということは、かなり重症化している、もしくは重度の症状が出ていて仕事ができるような状態ではないような時です。忙しいのはわかりますが、しっかりと休むようにしましょう。 短期集中で治すと決めて、お休みしてください。

急性気管支炎の療養期間はどのくらい?

大人も子供もかかりやすい急性気管支炎ですが、発熱に咳、痰などが主な症状となり、症状の出方や度合いなどは個人差がかなりあります。高熱とともに咳にみまわれ乳児は特に起こりやすい病気の一つです。ただ、急性気管支炎は対処療法をおこないつつ自然に治るのを待つしかありません。重度でなければ、10日ほどでほぼ完治すると言われています。 しかしながら、急性気管支炎も軽いものであれば3~4日ほどで治ることもありますし、症状が重く熱が下がらない、咳が続くなどという場合は10日以上、2週間近くかかるケースもあるようです。あまりにもひどい場合は入院することもある病気の一つですので、侮ってはいけません。 急性気管支炎の療養期間も、日常生活をどうやって過ごすかによって変わります。仕事をしながら治療をしていたりすれば、体を酷使することになりますので治りも悪くなります。しっかりと休養を取って休むことで体調も早く良くなり、数日間は動けない状態ではあるものの、しっかり療養した方が結果として良いことも少なくありません。 急性気管支炎と診断されたらどうやって過ごすのか、療養するために仕事も家事も育児などすべてにおいて代理で誰かにやってもらえれば、それに越したことはありません。

急性気管支炎はうつるもの?回りに迷惑をかけることはある?

風邪をこじらせると急性気管支炎になることがあります。急性気管支炎の原因はウイルスなどによるものですが、気管支炎は気管支が炎症している状態で起こるので、気管支炎が人にうつるということはありません。なので、急性気管支炎だからといって外出してはいけないとか家の中で隔離しなければいけないという事ではありません。 しかしながら、大元をたどれば急性気管支炎はウイルスや細菌などによる感染を起こしていますので、咳やくしゃみなどの飛沫感染でうつってしまうことがあります。気管支炎がうつるというよりは、併発している風邪などの病気がうつるといった方がいいかもしれません。 つまり、なぜ急性気管支炎が起こってしまったのか原因によってはうつる可能性があるということなのです。うつったとしても、風邪などの症状だけであって気管支炎はうつらないという感じです。 周囲へのマナーとしてマスクはしておきましょう。感染はしないとしても、周りの人も気分が良いものではないでしょう。処方された薬もしっかり使うこと。喉飴やトローチを常備しておくと楽です。 昨今ではコロナ渦の影響で体調不良が生じた際は、早急に病院で診察してもらい、感染症であるコロナウィルスによる症状なのか否か診断してもらうことが重要です。 実際に,陽性になっているにも関わらず、自己の解釈で誤った処置をして、知らず知らずのうちに周囲に感染させるリスクを振りまいていた。ということがないよう行動することが大事です。

急性気管支炎 : ウィルスや細菌に感染して発症する

口から肺に至る気管と気管から枝分かれする気道(気管支)にウィルスや細菌が入り込み炎症を起こすことで発症するのが急性気管支炎です。 普段、快調に生活している中で、急に風邪のような症状が出始めたら、ウィルスや細菌に感染したと考えて良いでしょう。 急性気管支炎の場合は、ウィルスが原因なので、くしゃみやセキなどの飛沫感染で周りの人に移してしまう可能性があります。

急性気管支炎の場合 : 仕事や学校を休んで感染拡大を防ぐ

急性気管支炎の疑いが強い場合は、職場やクラスでウィルスや細菌を拡げてしまう可能性があります。そのため、できれば休みをとって、病院での診察と治療を受けることが最優先です。 仕事や授業の兼ね合いでどうしても休めない場合は、しっかりとマスクを着用して、飛沫感染での感染拡大を防ぐための措置を講じることが大事になります。

慢性気管支炎 : 喫煙や空気中の有害物質を吸い込んで発症する

タバコや粉塵、大気汚染による有害物質を長期間吸い込むことで、気管や気管支にダメージが蓄積して炎症となり、セキやタンが続く症状は慢性気管支炎に分類されます。 細い気管支や肺が慢性的に炎症を起こして、気管の内側が狭くなっていくことで、空気を吐き出せなくなったり、呼吸が苦しくなったりします。 典型的な症状は、先にあげたような、セキやタン、息切れ、息苦しさなどです。これらは初期症状で、この病気が進行すると、気管支の末端にある肺胞にもダメージが蓄積されていきます。 この肺胞への破壊が進むと肺がんや心不全などの重疾患へ重症化していきます。

慢性気管支炎 : 進行すると重大疾患を引き起こすメカニズム

「肺胞」は肺に取り込んだ酸素と血液中の二酸化炭素を交換する重要な役割を担っています。肺胞が破壊されると取り込んだ酸素が血液中に取り込めなくなります。 そうなると、喘息のように呼吸時にゼーゼー、ヒューヒューという喘鳴という症状が現れます。この場合、病気がかなり進行していると言えるでしょう

慢性気管支炎の場合 : 職場環境や生活習慣の見直しを最優先

普段からタバコを喫煙している方や、粉塵が立ち込める環境で仕事に従事されている方で、慢性的なセキやタンが続いている方はこちらの慢性気管支炎の疑いが強いです。 慢性気管支炎の場合、ウィルスや細菌などが原因で病気を発症している状態ではないので、病気を移すといった懸念はありません。 しかし、前述したとおり、職場環境や生活習慣から気管や気管支にダメージが蓄積されている疑いが強いので、お時間がとれる時に病院でしっかりと病状を診断してもらうことをお勧めします。

慢性気管支炎 : COPD(慢性閉そく性肺疾患)を発症している可能性

喫煙や受動喫煙、粉塵が立ち込める職場環境で業務に従事しており、慢性的にセキやタンが出ている人はCOPDを発症している可能性があります。 COPDとは、有害物質を吸い込むことで起こる病気の総称です。粉塵や大気汚染などがありますが、日本でのCOPD発症原因の90%が喫煙や受動喫煙によるものと考えられています。 細い気管支や肺が慢性的に炎症を起こし、気管の内側が細くなり、空気を吐き出せなくなったり、呼吸が苦しくなったりします。肺気腫や慢性気管支炎と診断され、呼吸能力が著しく低下している状態になっています。

まとめ

急性気管支炎で仕事を休むように言われた場合、完全に良くなるまで本来はお休みしておきたいところです。しかしながら、熱が下がって喉の痛みがなくなり、体力的に仕事ができる状態にあれば、出勤しても構いませんが無理はしないように! セキやタンが続く気管支炎を発症した際の対応をまとます。

【急性気管支炎の場合】
・急にセキやタンが出て風邪のような場合はウィルスや細菌が原因(急性気管支炎)
・急性気管支炎の場合、飛沫感染で人に移る可能性がある
・急性気管支炎の場合は、できれば会社や学校を休んで感染拡大を防ぐ

【慢性気管支炎の場合】
・喫煙や粉塵、大気汚染による有害物質が原因で発症している(慢性気管支炎)
・慢性気管支炎の場合は、有害物質を慢性的に吸い込んでいる事で発症している
・人に移る可能性はないが、生活習慣や職場環境を改善する必要がある
・セキやタンは初期症状で症状が進行すると、肺がんや心不全などの重病に至る可能性あり

以上です。いかがでしたでしょうか?気管支炎には大きくタイプが2つあります。急性気管支炎の場合は緊急性があり、ウィルスや細菌を広めないようにすることを心がけてください。

慢性気管支援の場合は、重大疾患につながる重大な病状が潜んでいる可能性があります。身体からのシグナルである症状をほったらかしにせず、お時間の取れる時に病院で受診して病状を把握されることを忘れないでください。