最近は男性用の日傘も百貨店でたくさん見るようになりました。私の周りでも使う人が増えてきました。
夏の猛暑を避けるアイテムとして女性には定番の日傘、人気の程度はどうなんでしょうね。
男性の日傘はアリかナシか?という議論
環境省がまとめた「ヒートアイランド現象に対する適応策」では、
クールビズ(上着なし)と日傘を併用すると、「熱ストレス」が約20%軽減できる、とされています。
男女問わず日傘を活用することが望ましいという見解だそうです。
そんな風潮と、年々増す都心のひどい暑さで、男性にも日傘が広がっております。
男性の中には、日焼けを避ける目的や(いわゆる美白男子)
紫外線対策して、しわやシミを予防したいという理由も。
また、頭皮を紫外線から守り、抜け毛を予防することを狙っている人もいるとか!
男性が日傘をさすのはアリかナシか、というのは感じ方に個人差も大きいと思います。
肯定派は 「夏の猛暑と直射日光を少しでもしのぎたい!!」という思い
否定派は 「いやいや、日傘なんて 女性のものでしょ!!カッコ悪いよ」という意見。
男性は暑さが凌げれば使いたいという思い、対して若い女性は日傘の男女問題に敏感なのか、違和感を覚える人が多いという話をテレビや各種メディアで見聞きします。
ですが、
世界の歴史的に見ても、もともと傘自体の発祥は、日よけだったようですね。
由来、語源をひも解いてみると、
ラテン語「Umbra」(日陰)
↓
イタリア語「Ombrella」(日傘)
↓
英語の「Umbrella」(アンブレラ:主に雨傘)
となっているそうです。(英語の辞書に書いてあった・・・。)
日本でも
明治時代にはシルク100%の「絹紬(けんちゅう)」といって、男性用日傘が使われていたそうです。
女性が日傘を使うことが多い現代では、違和感を覚える人が多いようですが、文化的にはおかしいものでもなく、
習慣、慣れの問題なんでしょうね。
男性用日傘の売れ行きは毎年ジワジワ上昇
周囲の目や習慣と、毎年厳しさを増す暑さの間でゆれる男性用日傘。
百貨店やアマゾン、楽天等の通販でも、売り上げは毎年上がっているのだそうです。
2012年から2013年2~3倍に売上が伸び、その後もじわじわとあげ調子だそうで、
バーバリーなんかも男性用日傘を出しているようですね。
色も、黒、茶、ベージュ、アイボリー、シルバーなど、いろいろ出ているようです。
私の会社でも、通勤や外回りで営業に行く男性が、晴雨兼用の傘を持って移動していますが、
初めて使った時には、「こんなに日傘が涼しいとは思わなかった!!」
「ゴルフでは使ってたのに、営業回りで使ってなかったのが馬鹿みたいだ~!!」
と、いたく感動していたのを見かけました。
スーツに日傘、私も傍から見て、お洒落だと感じました。
男性の日傘は折りたたみが人気!ビジネスマンの外回りに!
男性の日傘は、折りたたみが人気のようです。
カバンに入れて持ち運びができて便利だからでしょうね。女性もそうですから、同じですね。
さらに、晴雨兼用傘にしておけば、仕事中、突然のゲリラ豪雨でも安心です。
日差しにも雨にも、さっと出して使えるので、
一本常備しておけば便利ですよね。
価格は、1本1000円~ デザインや機能、ブランドによって様々です。
実用性を取るなら、遮熱効果が高いもの、UVカット率が99%の物を使うといいですね。
今年の夏も厳しいです。男性も積極的に熱から自分を守るために日傘を使ってはいかがでしょう。