首の後ろが乾燥してカサカサになることがありませんか？粉をふいていたり、かゆくなってしまったり、嫌ですよね。なんでこんなことになるのか？改善方法はどうしたらいいのか？シェアします。
首の後ろが乾燥する原因は？
首の後ろが乾燥する原因として考えられるものの一つとしてあげられるのが衣類の繊維による刺激です。特に冬場は空気が乾燥しているので、さらに皮膚のかゆみを引き起こしてしまうことがあります。
また、入浴の際に首の後ろをゴシゴシ洗い過ぎるのも原因の一つとして考えられます。皮膚を外的な刺激から守るための皮脂膜や角質層が、強く洗うことで失われてしまうからです。乾燥した状態が続くと、乾燥性敏感肌になることもあります。こうなるとマフラーやタートルネック、髪の毛などがあたっただけでも刺激となってしまいかゆみを引き起こすようになってしまうのです。
さらに、体を洗う石鹸などの成分によって乾燥を引き起こしてしまうこともあります。ボディーソープなどに配合されている成分が肌に合わない状態で使用を続けると、乾燥を始めかゆみ、さらには赤く発疹などができてしまう可能性も否定できません。
一番可能性として大きいのが、シャンプーやリンス、トリートメントが首の後ろについて、よく洗い流されないままかぶれてしまっていることです。髪を洗い流すときに、前かがみになって流すようにすると改善することがあります。
体調が悪い時、紫外線の影響で首の後ろが乾燥してしまうこともあります。
他にも、日焼け止めをしっかり洗い流せていない場合も乾燥性の肌荒れを起こすことがあります。
それぞれの原因に沿った形で乾燥を改善し予防していくことが大切です。まずは原因と考えられることを改善してみましょう。乾燥が酷くなると、自宅でのお手入れだけでは治らないこともあります。このような時は病院に行き適切な方法で治療をしていくことになりますので、そうならないうちに早めのケアを行っていくようにしましょう。
首の後ろの乾燥を保湿するときは何が良い？
首の後ろがカサカサに乾燥している場合、保湿をすることで早い改善を期待できます。首の後ろの皮膚はとても薄いので、乾燥をしてかゆみが起こる前に保湿していくことも忘れないようにしましょう。
首の後ろの乾燥を改善・予防するためには、まず保湿クリームを使います。保湿クリームといってもわざわざ首専用のものを購入する必要はありません。毎日顔に使っている乳液やクリームで十分です。お顔につける化粧水、乳液、保湿クリームなどを使って、顔のお手入れをするのと同じように行ってあげるだけで大丈夫です。
顔につけた化粧水を首の後ろにも同じようにつける、乳液もクリームも同様です。これを使わなければいけない、あれはダメということはありません。ただ、お肌にあう合わないがありますので、自分自身のお肌に合うものを使っていくようにしましょう。
また、化粧水や乳液では少し物足りない、乾燥が改善しないというのであればベビーオイルなどを使ってみてもいいかもしれません。
ベビーオイルの場合、少量ずつ使用しないとベタついてしまいますので、少量ずつ手に取り適量を塗布してあげると良いでしょう。乾燥して敏感になった肌にも優しくなじみます。質の良いものを使うことをお勧めします。ほかにも、人の肌の成分に近いホホバオイルを使用するのもいいですね。
うすく伸ばすだけで良くなじみます。化粧水をなじませてしっかり保湿した後に、オイルで水分が蒸発しないよう、肌にとどまるようにフタをするイメージですね。ホホバオイルはヘアオイルとしても使用できますし、メイク落としにも使えるのでお勧めです。
首の後ろの保湿はかゆみがあるときはどうしたらいい？
首の後ろの乾燥は、かゆみがない場合、いつも使っている化粧水や乳液、クリームなどを塗布してあげるだけで乾燥を改善することは十分にできることもあるのですが、痒みがある場合は少し気をつけなければいけません。かゆみを引き起こしている状態というのは、化粧水や乳液などの成分がしみて、余計にかゆみを誘発することがあるからです。もしもかゆみがある乾燥を引き起こしてしまっているのであれば、かゆみを伴う乾燥専用のクリームを使ってあげるといいでしょう。
薬局やドラッグストアなどに売っているクリームで構いませんが、それでも良くならない時は皮膚科などを受診されることをオススメします。ただ、首の後ろは自分でなかなか見ることができないので、合わせ鏡などをしてみて湿疹や赤み、発疹などができていないかチェックしてみましょう。湿疹や発疹などができている時は、お肌のバリア機能がかなり低下している証拠ですので、専用のクリームや薬を使って治療を行っていくことが大切です。
ムヒやラナケインなど、かゆみどめ成分が入った乾燥対策用の薬用クリームが販売されていますので、ドラッグストアで購入するといいでしょう。
薬などを使って保湿をする際は、使用上の用量と用法をしっかりと守りましょう。でなければ効果が半減してしまいます。早く良くなりたいからと大量に薬を付けるのはご法度です。かゆみを改善するために、市販でもステロイド配合の軟膏も販売されています。良く効きますのでたくさんつければよいと考えがちですが、薬剤師によく使用法を確認して使うようにしましょう。
かゆみが落ち着いてきたら、顔と同じように化粧水や乳液、オイルを使ってお手入れをしてあげるようにすれば、乾燥を予防することができます。
まとめ
首の後ろの乾燥って、タートルネックのニットを着るとかゆくなったり、髪をアップにしたら見えてしまうし、早く治したいですよね。原因を取り除いてから、しっかり保湿、かゆみがあるときは適切なかゆみ止めを塗って、引っかき傷をつけないよう気をつけましょう。