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2024年も大活躍を期待!大谷翔平選手に達成してほしい前人未踏の大記録と今シーズンの見どころをまとめました。

2024年も大活躍を期待!大谷翔平選手に達成してほしい前人未踏の大記録と今シーズンの見どころをまとめました。

エンゼルスからFAとなり、ドジャースへ移籍した大谷選手。メジャーだけでなく世界的なスポーツ選手の契約金として史上最高額となる7億ドルでの契約は世界的な話題となりました。

類まれなる努力と地道な鍛錬で、順風満帆な選手生活を過ごしています。残念ながら、2024年は肘の治療を平行するため打者専門の”一刀流”での出場を予定しています。

これまでも様々な記録を更新してきた大谷選手ですが、更新の可能性がある歴史的な記録や史上初の快挙は、実はまだまだたくさんあります。

どんな記録更新の可能性があるのかを知っているだけでも、応援する見どころと楽しみ方が増えるでしょう。今回は2024年以降で達成を期待したい記録と見どころをまとめています。

2024年に期待したい!大谷選手に達成してほしい大記録

大谷選手はこれまでMLBで幾度となく歴史的な偉業を成し遂げてきました。元祖二刀流のベーブ・ルース以来約100年ぶりに達成した記録や史上初の快挙の数々など、信じられないパフォーマンスで私たち日本人に勇気をくれています。

残念ながら、2024年は打者専門となる予測となっています。ドジャース移籍初年度の今年、打者としての「見どころ」として大谷選手が達成してほしいの記録をまとめています。

1試合ホームラン3本

大谷選手はマルチホームランを2023年シーズン終了時点で通算14度達成しています。*個人集計のため誤記でしたらご容赦下さい。

一方、日米を通じて1試合ホームラン3本はありません。また日本人を代表するスラッガー松井秀喜選手をはじめ他の日本人メジャーリーガーも達成したことの無い記録です。

簡単なことではありませんが、マルチホームランを過去何度も達成している大谷選手だからこそ十分に期待できる記録ではないでしょうか?

さらに、今後肘の状態が回復して投手として復帰すれば、勝利投手&ホームラン3本という野球漫画顔負けのシナリオも想像できますね。

1試合ホームラン4本

1試合3ホームランがあれば、次は1試合ホームラン4本という夢が膨らみます。MLB史上1試合にホームランを打った選手はわずかに18人です。

最初に達成したのは”鉄人”ことルー・ゲーリック選手でした。他にも日本でも活躍して「赤鬼」「黒船」といった異名でホーナー旋風を巻き起こしたボブ・ホーナー選手が1986年に1試合4ホームランを達成しています。

後述しますが、MLB史上完全試合達成者が24人、1試合ホームラン達成者が18人。そういう意味では完全試合に匹敵する価値のある記録と言えるのではないでしょうか?

1シーズンホームラン50本/60本

日本プロ野球と同様に、MLBでもホームランバッター(スラッガー)の基準はシーズンホームラン30本であり、超スラッガーになると40本、さらにその上が50本となります。

MLBでは、過去に30人の選手がシーズン50本以上を記録しています。

大谷選手は2023年シーズンにはわき腹や肘の治療のため32試合の欠場がありました。出場135試合で44本のホームランを放ちタイトルを獲得した実績があるので、難しい数字ではないはずです。

そして、その先のシーズン60本や2022年にジャッジ選手が達成したシーズン62本記録も視野に入るはずです。

MLB(ナショナルリーグ)シーズンホームラン記録72本を更新&悪しき時代を払拭

1990~2000年代はMLBでステロイド(筋肉増強剤)がまん延していました。50本どころかシーズン60本、70本というホームラン記録が乱立した時代でもあります。

2004年からMLBで禁止薬物規定を厳格化すると、ぱったりと常識を超える60本,70本を超えるホームラン数が出なくなりました。

そこから2017年のジャンカルロ・スタントン(当時マーリンズ) が59本、2019年 ピート・アロンソ(当時メッツ)が53本の新人ホームラン記録を達成し徐々に正当なホームラン記録がで確立されていきます。そして2022年にアーロン・ジャッジ(ヤンキース)がア・リーグ新記録となるがシーズン62本を記録しました。

今回、ナショナルリーグに所属するドジャースに移籍をした大谷選手には、この悪しき時代に確立されたシーズンホームラン記録を更新して新時代の幕開けの咆哮を鳴らしてほしいと期待しています。

MLB シーズンホームラン記録
1位 73本(2001年) バリー・ボンズ (サンフランシスコ・ジャイアンツ) *ナショナルリーグ
2位 70本(1998年) マーク・マグワイヤ (セントルイス・カージナルス)*ナショナルリーグ
3位 66本(1998年) サミー・ソーサ (シカゴ・カブス)*ナショナルリーグ
4位 65本(1999年) マーク・マグワイヤ (セントルイス・カージナルス)*ナショナルリーグ
5位 64本(2001年) サミー・ソーサ (シカゴ・カブス)*ナショナルリーグ
6位 63本(1999年) サミー・ソーサ (シカゴ・カブス)*ナショナルリーグ
7位 62本(2022年) アーロン・ジャッジ (ヤンキース)*アメリカンリーグ

一流バッターの証!打率3割 , ホームラン30本 ,100打点&30盗塁でトリプルスリーも!

実は意外と大谷選手が打率3割を超えたシーズンは2023年のみです。そのため、意外ですが一流打者の証である「打率3割、ホームラン30本、100打点」を達成したシーズンがありません。

肘の治療のため、逆に打者に専念できる今シーズンに是非この記録と「打率3割、ホームラン30本、30盗塁」のトリプルスリーを達成してほしいですね。

今後もコンスタントに打率3割を達成できるであろう心強いデータが1つあります。それは2023年にMLBではあるルール規定が加えられましたことです。

2023年からMLBでは極端な守備シフトを禁止する以下の事項をルールに定めました。
1.内野手4人は外野の芝エリアまで後退してはいけない。
2.内野では2塁ベースを挟んで左右2人ずつになるように配置しなければならない

2022年までは各球団ともデータで相手打者への配球と打球方向を分析し、そのデータに基づいて極端な守備シフトを敷いていました。

大谷選手も例外ではなく、打席に入ると、相手チームは次のような特殊シフトを敷いていました。1塁と2塁の間に内野手が3人配置され、ショートがセカンドの後方にポジションをとるシフトです。(*セカンド後方の外野との間を遊撃手が守っており、三遊間はがら空きのイメージ)

この特殊シフトが禁止された、2023年に初の打率3割を達成できたのです。

2024年以降も守備シフト規制の相乗効果を期待できることから一流バッターの証である「打率3割、ホームラン30本、100打点、30盗塁」に加えて「2桁勝利」「最優秀防御率」「最多勝利」など、もはや投打で手の付けられない「タイトルジャック」が実現できる日もくるはずです。

実は史上初!異なるリーグを跨いでの2年連続本塁打王

エンゼルスからドジャースへの移籍となったことから、エンゼルスが所属するアメリカン・リーグからdドジャースが所属するナショナル・リーグへ移籍することになりました。

MLBの歴史を紐解くと、このリーグを跨いでの2年連続ホームラン王を獲得した選手はいませんでしたユニークな記録ですが、狙えるチャンスは数少ないと思うので史上初の記録達成を狙ってほしいですね。

2025年の二刀流再開後に期待したい前人未到の大記録

今後も夢は広がるばかりですが、この先どんな快挙を成し遂げてくれるのか?大谷選手が今後達成する可能性のある記録、達成してほしい記録の数々を取り上げます。

投打二刀流出場でのホームラン&完全試合

野球漫画のような記録ですが、MLB史上初となる投手として完全試合を達成し、打者としてはホームランを打つという記録です。

完全試合の達成自体が非常に難易度が高く2024年1月時点でMLBの達成者は24人となっています。直近では2023年6月28日にヤンキースのドミンゴ・ヘルマン投手(30)がメジャー史上24人目となる完全試合を達成しましたが、2012年にマリナーズのフェリックス・ヘルナンデスがレイズ戦で達成して以来、実に11年ぶりとなる快挙でした。

投手としての試合出場が可能になれば大谷選手の完全試合達成も遠い夢ではないでしょう。なぜなら、2018年4月8日のアスレチックス戦では7回1/3、2022年4月20日アストロズ戦でも6回1/3までをパーフェクトに抑える圧巻のピッチングを披露してきた実績があります。

過去にMLBで完全試合を達成した24人の投手の内、同じ試合でホームランを打った選手は存在しません。逆に言うと、完全試合&ホームランという挑戦権を有しているのは二刀流の大谷選手しか居ないと言えます。

完全試合の快挙達成と「これぞ二刀流」という自らホームランで締めくくる、想像しただけで胸アツな偉業達成を今後期待したいですね。

ノーヒットノーラン&サイクルヒット

最もハードルが高い完全試合の期待をしてしまいましたが、もっと可能性のあるのがノーヒットノーランです。MLBでもこれまで322回(*2024年1月時点)の達成が記録されています。完全試合と比べてグッとの達成数が上がります。

これまで、日本人メジャーリーガーとしてノーヒットノーランを野茂英雄さんと岩隈久志さんが達成しています。

大谷選手も2022年9月29日のアスレチックス戦で8回2/3までノーヒッターの快投を演じたことがあります。残念ながらあと4人の時点でヒットを許し、記録達成を逃してしまいました。

更に、MLBの歴史を紐解くとノーヒットノーランを達成し、自らホームランを打った選手が過去に5人存在しています。1971年フィリーズのワイズ選手に至っては、2本のホームランを打っています。

このワイズ選手のインパクトを越えるような記録としてやはり、ノーヒットノーラン&ホームラン3本やノーヒットノーラン&サイクルヒットを是非期待したくなります。

20勝&ホームラン40本

2022年にMVPの選出である論争が巻き起こりました。ヤンキース主砲のアーロンジャッジ選手のリーグ最多本塁打記録を更新する62本塁打と大谷選手の前人未踏のシーズン15勝&ホームラン30本を達成(最終的にホームラン34本)し、2つの記録をどう比較すべきか様々なメディアで取り沙汰されました。

これは、テレビ局の予想を上回る全人未踏の「シーズン15勝&ホームラン30本」を達成して、大谷選手が投打共に球界を代表する超一流プレーヤーであると認められたことにほかなりません。

しかし、ジャッジ選手のシーズンホームラン62本という超一流の記録に対して、15勝とホームラン30本という「一流投手の記録」と「一流打者の記録」のプレーヤーという印象が拭えずにMVPを落選してしまいました。

近年は登板機会の減少や球数制限によって、年々20勝投手が減少しています。是非、2022年に達成した15勝を越える20勝を達成し、なおかつホームラン40本という投打共に超一流の記録を同時達成すれば、並み居るメジャーリーガー達を圧倒してのMVP!投打のタイトルを独占!という予想だにしないパフォーマンスを目にすることができます。

ホームラン40本&250奪三振

二刀流でシーズンを完走した2022年に達成した偉業はまだあります。「ホームラン30本&200奪三振」という記録です。

200奪三振は大谷選手自身としても初の大台でした。過去達成した日本人選手を見ても、野茂英雄選手、松坂大輔選手、ダルビッシュ有選手に続いての4人目の快挙でした。2023年にメッツに入団した千賀選手も達成したので現状5人の達成者がいます。

大谷選手自身も当時のインタビューで「大きい数字だと思う。奪三振能力はひとつの強みです。」と語っています。

大谷選手は多くのホームランを打ち、なおかつ多くの三振を奪える。すなわち、MLBを代表するパワーヒッター&パワーピッチャーでもあるのです。

米国では、パワフルな打撃や相手を圧倒する投球が好まれます。いつの時代も豪快なホームランと奪三振に熱狂する傾向があります。その証に、当時MLB公式サイトがホームランと奪三振を組み合わせた記録に注目していました。

2022年から、より進化した投球を披露できれば、「ホームラン40本&250奪三振」を狙えるかもしれません。そうすれば、アメリカ全体がより大谷選手の熱狂の渦に引き込まれるでしょう。

投打でタイトル獲得

今後の大谷選手には、真の二刀流にふさわしい究極の頂点として投手でも野手でも同一年にタイトルに輝くという、これまたMLBで前人未踏の快挙にも期待したいです。

2023年はMLBの主要タイトルとして大谷選手自身として初であり、MLB史上日本人かつアジア人で初となるMLBホームラン王に輝きました。

打者タイトルを獲得できた実績から、あとは肘の治療に専念して来季以降に投手としては万全の状態に仕上げることができれば、実現可能な偉業だと思います。

ちなみに投手として一番好成績を残したのは2022年シーズンです。この時は投手主要3部門でア・リーグ4位タイの15勝、同4位の防御率2.33、同3位の219奪三振の記録を残しています。

タイトルを獲得できる能力やスキルは充分に備わっていることは明白です。ですから、しっかりと治療とケアに専念もしてもらい来季以降ローテーションに入って、中6日で28試合先発登板した2022年の状態になれば十二分に実現可能な偉業ではないでしょうか?

ちなみに元祖二刀流のベーブ・ルースはレッドソックス時代の1916年に防御率1位、1918年にホームラン王、1919年にはホームランと打点の2冠王のタイトルを獲得しています。

そして、ご覧の通り同一のシーズンで投打のタイトルに輝いたことはありません。だからこそ、大谷選手にはルース越えとなる二刀流でのダブルタイトルを狙って欲しいですね。

投打二刀流でサイ・ヤング賞&MVP

投打でダブルタイトルの獲得となれば、次に期待せざるを得ないのが「サイ・ヤング賞とMVP」のダブル受賞ですね。

投手にとって最高の栄誉であるサイ・ヤング賞を受賞した日本人はまだいません。投手にはサイ・ヤング賞があるためMVPは野手におくられる事が多く、これまで同時受賞をした投手は11人となっています。

大谷選手に限らず、サイ・ヤング賞とMVPの同時受賞は日本人メジャーリーガーの投手であれば実現可能ですが、圧倒的な投手成績でなければ受賞は難しいでしょう。

となれば、すでに打者としてMVPを獲得している大谷選手に投打の二刀流で有無を言わせない日本人初のダブル受賞を期待せずにはいられません。

まとめ

大谷選手が2012年のドラフトで日本ハムに1巡目指名を受けた際に、誰が世界最高峰MLBの舞台で投打の二刀流に挑戦して、高いパフォーマンスを維持して162試合を戦い続けることを想像できたでしょうか?

1919年の元祖二刀流のベーブ・ルース以来およそ100年間、本格的な二刀流プレーヤーが誰一人として存在していませんでした。

大学やプロ入りのときに投手と野手どちらかに専念することが、アメリカであれ日本であれ主流であり、MLBで活躍し続ける選手はほんの一握りです。メジャーデビューすることなく引退する選手も星の数ほどいます。

それぐらいハイレベルで競争が激しい過酷な世界で戦っている事を忘れてはいけません。

今後も二刀流選手として活躍していけば、10年間でもっとも活躍した選手に贈られるMVP「プレーヤー・オブ・デケード」の受賞も視野に入るでしょう。

21世紀に入ってようやく四半世紀が立とうとしていますが、おそらく21世紀のベストナイン「センチュリーチーム」にも文句なしに入るのではないでしょうか。

間違いなく21世紀最大のヒーローになりつつあり、それぐらいベースボールに革命を起こし、歴史を作ったと言える大谷選手。

これからもう二度と現れないような唯一無二の二刀流大谷選手をもっと応援したくなるように記事をまとめました。

私もいちファンとして大谷選手に二刀流の末永い活躍を期待しています。これから、5年、10年というMLBでの投打にわたる活躍を続けていくと、とんでもない生涯成績になるでしょう。

最後に今後の長きにわたる活躍を期待して、期待したい通算記録の達成時期をまとめてこの記事を締めくくりたいと思います。

通算100勝&ホームラン300本

2018年にエンゼルスに入団してからこの6年間で38勝を挙げています。
*2019年は肘の治療のため投手は全休

2024年シーズンも肘の治療のため全休し、2025年から投手を再開し毎年10勝を挙げたとすると2030年頃には一流投手としての証である通算100勝に到達しそうです。

打者としては6年間で通算171本なので今後もシーズン30本以上のペースで打ち続けると2028年頃にはパワーヒッターの証である通算300号に到達するでしょう。

日本人のMLB最多ホームラン記録は松井秀喜選手の175本ということを踏まえると、日本人にとって300本は夢のような数字です。

ただ、これまでも夢を現実にしてきた大谷選手なら300本どころか400本、500本も打ってくれるような気がしてなりません。

日米通算200勝&ホームラン500本

ここまでは、MLBでの生涯記録を、期待も込めて綴ってきましたが、日ハム時代の記録を合算したらどれぐらいのすごい成績を残すのかも計算しました。

大谷選手は日ハム時代に5年間で通算42勝をしています。現在、日米通算80勝を達成しています。残り120勝を挙げるためには、2025年から毎年10勝を挙げたとして2032年に達成となります。大谷選手が2024年で30歳なので42歳になっている計算となります。

実現可能な年齢ですが、毎年10勝を挙げるため、より一層のカラダのケアや、肘や肩といった部位に負荷のかからない投球スタイルやフォームの研究も必要になるでしょう。

打撃の方に目を向けると日ハム時代に48本のホームランを放っており、現在日米通算219本となっています。通算500本を目指す場合、残り281本となります。

こちらも毎年30本のホームランを打ったと仮定すれば、大谷選手が40歳の2034年に達成できる見込みです。

MLBの投手も打者もレベルが高い上に、2023年からは全球団と対戦スケジュールになっています。それだけ多くの選手と顔合わせすることになり、移動などの身体的な負荷や相手選手の研究にも追いつけないことがあるかもしれません。

こうした難しい状況の中で、大谷選手はどこまで投打の二刀流を続けられるのでしょうか?投手に専念する。打者1本に絞る。いや、二刀流を継続して両方の記録に迫る。大谷選手のカラダのメンテナンス次第かもしれませんが、これこそ神とご本人にしかわからない事ですね。

ただ、もし投打の二刀流で「日米通算200勝&ホームラン500本」を達成出来たら、あるいは投打の金字塔に迫るような成績を残せたら、天と地がひっくり返るフィーバーが起こりそうですね。

不世出の二刀流スーパースター大谷選手だからこそ話せる話題であり、不可能ではないかもしれません。

MLB殿堂入り

二刀流選手として幾つもの偉大な記録を作り、歴史を刻んできた大谷選手にはすでに将来の殿堂入りへの期待が高まっています。

野球殿堂入りの選手は、全米野球記者協会に所属して10年以上の経験があるベテラン記者による投票で決まります。

MLBで10年以上プレーし、現役引退後5年を経過した選手が対象になり、得票が投票総数の75%以上となれば晴れて野球殿堂入りとなります。

選考基準として「高潔さやスポーツマンシップ、人格にも優れた選手」の項目もあります。このことから前述したステロイドなどの薬物疑惑や使用実績がある選手が殿堂入りしていません。そのくらい、厳格な選考がされる賞となっています。

MLB公式サイトも「彼には比較対象がいないため、殿堂入りのハードルが少し低くなるかもしれない」
と分析しています。

あるアメリカスポーツ誌は「現代野球において、投打両方で優れた活躍を見せた彼に、投票をしない選択は難しい」との見解を示しています。

2025年に日本人で初めてイチロー選手が殿堂入りするのは間違いありません。米球界に革命をもたらしたホームラン王のベーブ・ルース、黒人メジャーリーガー第1号のジャッキー・ロビンソンらと共に「MLBの歴史を作った人物」として大谷選手も殿堂入りする時が必ず訪れるでしょう。