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ココロが楽になる。読書好きMicaruがオススメする自己啓発本『 生きがいについて(人生,マインド,メンタル) @神谷美恵子』

ココロが楽になる。読書好きMicaruがオススメする自己啓発本『 生きがいについて(人生,マインド,メンタル) @神谷美恵子』

こんにちは!Micaruです!
本日紹介する著書『生きがいについて』は,人間が活き活きと生きていくために必要不可欠な「生きがい」について考えがまとめられています.

「生きがい」の見つけ方や考え方について手助けしてくれる本となっています.

【本概要】『生きがいについて』

自分のやりたいことをやる

生きがいを感じるためにいくつかの要素があります。しかし、まずその核となるマインドが「自分がやりたいことをやる」です。

これはとてもシンプルで、「自分がやりたいからやる」ということが「生きがい」に直結していることを言語化してくれています。

大人になり仕事をこなすようになると、「これをやることに何の意味がある?」「いくらの価値がある?」といった損得勘定で物事を考えて行動を起こすようになりがちです。


そうなると自分の「やりたい」という欲求に対しても、見返りを求める考えが適用されるようになり、いつの間にか自分が何をしたいのか?よくわからなくなってしまうことにつながってしまうのです。

反面、子供を見てみてください。なんの意味もないのに公園を走り回ったり、なんの意味もないのに一生懸命に砂場で山を作っています。

そして、何の対価を得ていないのに、とても満足そうに笑って無我夢中になにかに取り組んでいます。

その姿こそ自分のやりたいことをやって生きがいを得ている鑑なのです。


誰かに何かに必要とされる

生きがいを感じるために、必要な思考としては「誰かに必要とされていることを感じる」が挙げられています。

すぐ思い浮かぶ代表的なものは、「家族」「会社(社会)」です。

朝起きて、自分がすべきことが何なのかわからない状況ほど悲しく、虚しい物はありません。と本著で説明されています。

「みんなすることがあるのに、自分だけ何もすることがない」といった状況は自分が必要とされていないという考えを助長して、生きがいを見失う危険なシチュエーションだと説明されています。

仕事がない、やることがないことが、生きがいの喪失につながるのであれば、逆に言うと何かしらの役割や取り組むことが生きがいを得られるということです。

毎日小さくてもよいので自分が必要とされる仕事や役割を見つけること、もし身の回りにそういった人がいたら、そういった役目を与えてあげるのもいいかもしれません。

成長と変化を感じる

仕事や日常生活で、常に変化や成長を感じる場面に遭遇すると、それも生きがいを感じる事につながります。

これもわかりやすい例が子供になります。

親戚やご自身の子供が成長している、できなかったことが出来るようになる様を側で見ていると、生きがいがまん延し、溢れんばかりエネルギーが幸福感へ昇華されているのです。

これは前述した「誰かに必要とされること」と「成長・変化を感じる」の2つがかけ合わさった状態とも言えます。

そして、この章で述べている、成長と変化を感じることで生きがいを得ることは、ご自身や他の対象の成長を見ることにも当てはまります。

植物を育てて、日に日に成長している姿を見る事や、仕事が早くなった、ゲームがうまくなったなど、成長を感じることが生きがいを感じることにつながります。

ゲームが面白いのは、主人公やモンスターを育成して成長していく・技を覚えて進化や変化していく過程が楽しいから夢中でプレイするのです。

なので、日ごろから普段やっている仕事や日常生活に関して、変化や成長を感じることが重要です。

そのために、結果は度外視で何事も行動してみる、挑戦してみること。そして日記やスケジュール帳にその日の記録をとって成長や変化を見えるようにしてことが大切です。


生きがいは変わっていく物

この章はすこし、ネガティブな話を挟ませてもらいます。

これまでの章では生きがいを得ることについて、たくさんの要素があることを解説してきました。

そして、これらの生きがいは外部的な要因で簡単に奪われてしまうリスクがあることと、それに対する心構えをしておかなければいけないことが本著で説明されています。

先ほど、誰かに頼られることで生きがいを得る章で「子供」という例を交えて説明しました。

子供の成長を実感して日々生きがいを感じている中で、不慮の事故や不治の病で子供を失うことがあるかもしれません。

成長を実感できている仕事だったのに会社が倒産したり、スポーツが生きがいだったのに怪我でプレーすることが困難になったりすることもあるかもしれません。

こういった生きがいを失った場面に遭遇すると、目の前が真っ暗になり憂鬱な気分になって、「なぜ生きていかなければいけないのか….」といった感情に苛まれることになります。

なので、万が一そういった場面に遭遇した際の対処法を知っておくことが重要になります。

そういったつらい状況化で唯一できることは「ただ、新しい光を求めるだけ」です。

もし、誰か大切な人を亡くして生きがいを喪失している人は、まず亡くなった故人が自失状態のあなたを見たらどう想うかを想像してください。

きっと、故人も悲しい気分になると思います。

あなた自身が故人を偲び、しっかりと前を向き、生きていく姿を示すことが故人の方への何よりもの供養となるのです。

急がず焦らず諦めず、じっと生きがいを感じることができる些細な光を探し続けることが重要なのです。

本書の要約まとめ

何の役にも立たない、取り柄がない、そんな人間はこの世にいません。

どんな人間でも生きていれば服を着て、ご飯を食べて、生活を営みます。

その生活が、服を製作する人の生きがい、食べ物を作る農家や企業で働いている人の生きがい、などにつながっているのです。

人に生きがいを提供することで十分に役に立っているのです。

人生に絶望している人は、まず生きている時点で人の役に立っているとしっかりと認識する事です。

そして、次のステップとして自身の生きがいをもっと直接的に実感できる活動を探し続けることです。

人生をあきらめたい、生きがいを見つけられない、生きがいの正体を具体的にもっと知りたいという人はぜひ本著を手に取って読んでみてください。

より「生きがい」の見つけ方の参考やキッカケや知識を得られるはずです。

著書リンク

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