ルチルクォーツというパワーストーンには、どんな特徴や効果があるのでしょうか。石の意味や石言葉を知って身に着け、見るたびに声をかけて育てれば、願いを叶えるアイテムとして活躍してくれます。ルチルクォーツのプチスピリチュアルな個性を紹介します。
ルチルクォーツの特徴は?
ルチルクォーツ(ルチレイテッドクォーツ)は、和名を針入り水晶、針水晶または、金紅石入り水晶と呼ばれ、そのルースの中に、針状のものが混入された特徴を持つ個性的な石です。ルチルと呼ばれるものを内包されています。ゴールドやシルバーやブラックのチタンなどを内包しているのが特徴です。近年ではジュエリーとしての価値が高まっており、金色の針が冨の象徴とされたこともあり、パワーストーンとして人気のある石とされています。
ルチルクォーツは水晶の中に針状の結晶が入っており、そのため、不純物や気泡などが入りやすくなっています。
品質を見るポイントとして、水晶の透明度などが決定的になります。
他のポイントとして、ルチルの太さや輝きや美しさなどが上げられます。
品質の低いルチルは、水晶が白濁しています。そのため、全体的にくすんだ印象を与えますので、ジュエリーやパワーストーンのブレスレットとしては価値が低く値段も安くなります。品質の高いルチルは水晶の透明度が高く、針がはっきり鮮明に見え、また太いので、輝きがあります。束になった針は、見る角度によっては、キャッツアイのような見え方をするので、身に着けるアイテムとしての価値が高まります。
パワーストーンとしてのエネルギーも、品質=内包されるルチルの美しさと水晶の透明度に比例して高くなります。小さくても美しいルチルクォーツを選ぶことがパワー発揮においては大切になります。
ゴールド以外にも、ブラック、レッド、ブルー、グリーン、シルバーなどのルチルを包含しているものもあり、カラーバリエーションも豊富です。
ルチルクォーツの意味は?
「ルチル」の意味はラテン語で「金色に輝く」です。
中でも、黄金の太い針が内包されているルチルクォーツを「タイチンルチル」と言います。
金運・財運を呼ぶ強いパワーがあるとされ、華僑の人たちに人気だったのですが、中国語で「タイチン(太金)」と呼ばれていた名前がそのまま使われています。
金色の針の姿のイメージ通り、金運、財産にまつわる意味が名前にも込められています。
ルチルクォーツの効果は?
ルチルクォーツは、水晶の中の針の結晶が、アンテナをキャッチする意味合いがありますので、高度な次元の物事を把握したり、情報をいち早くキャッチしたりするパワーをもたらしてくれます。
そのため、金色のルチルクォーツは経営者にぴったりの石ともいわれています。
経営者やビジネスマンにおいては、情報選択が常に課題命題であり、常に正しい選択を迫られますので、そういう考えを張り巡らす際に、正しい考えの方向に導いてくれます。
また、投資の世界でも人気の高いパワーストーンです。
投資と言ってもいろいろありますが、FXや先物取引、株のデイトレードのように、情報をいち早く駆使して相場を読むような投資に向いています。
代表色であるゴールドルチルは、主に金運や勝負運において、成功を表す前向きなことが多いですが、内包する色が異なると、エネルギーの傾向が違ってきます。
基本的にはルチルの形状から、精神神経が高ぶり、人をやる気にさせる効果があります。
シルバールチルは、新しい職場や環境など、人生の節目でもチャレンジが求められるシーンにおいて、多大なる力を発揮してくれます。
レッドは、人間関係を良好にし、出会いに恵まれ、恋愛においても恋人ができたり、人との結びつきも強固になります。
ブラックは直感と勘が冴えわたるので、周りから、やる気にみなぎっているように感じられ、仕事面で力を大いに発揮するでしょう。
大きな方向性はエネルギー活性ですが、グリーンやブルー系のルチルは、活性化するルチルの中でも、エネルギーを安定・鎮静させる傾向のエネルギーも内包しています。
ルチルクォーツの石言葉は?
ルチルクォーツの石言葉は、中に入っている針の色によって異なります。
・ゴールドルチル/タイチンルチル 財運・成功・芸術・平和
・ブラックルチル 勝負・仕事
・シルバールチル 人脈
・グリーンルチル 願望成就・長寿
・レッドルチル 愛情・子宝・肉体成長
・ブルールチル 出会い・恋愛
「石言葉」は「意志言葉」でもあります。
パワーストーンを身に着けて、石に願いを語りかけることで、脳に願望実現フラグが立って、本当に願いを実現できる運気や役立つ情報をマグネットのように引き寄せます。力を貸してくれたパワーストーンには「ありがとう」の声かけをしてコミュニケーションを取ることで、よりあなたにフィットした石に育っていきます。
石の個性とあなたの個性をかけ合わせて、上手にパワーストーンを活用しましょう。