集中できないときってありますよね。でも集中力を高められたら便利だし、コツさえ掴めれば一生使えるスキルです。
上場企業の経営者やスポーツ、音楽、芸術といった数多くの分野で活躍している1流の人たちは、集中のコツを知っている。そして、率直にそれを実践している。だけなのです。
今回は、様々な啓発書で紹介されている著名人の集中方法をブログにまとめました。是非、参考して成長や学習へ活用していただけましたら幸甚です。
- 1. 1.集中力を高めるための準備
- 2. 2.自宅で勉強する時の集中方法
- 2.1. Method.10: 勉強方法がわからない場合
- 2.2. Method.11: 家では気が拡散してしまう場合
- 2.3. Method.12: 集中できる環境つくり
- 2.4. Method.13: 集中できる勉強机
- 2.5. Method.14: 長時間勉強する際の仮眠法
- 2.6. Method.15: 気が乗らない苦手・嫌いな科目に向き合う「集中力」の高め方
- 2.7. Method.16: ゲームやテレビの誘惑から逃れる方法
- 2.8. Method.17: すぐに飽きがきてしまう際の「集中力」持続法
- 2.9. Method.18: 成績が上がらない場合のメンタルケア方法
- 2.10. Method.19: なぜ勉強するのか?自問をはじめてしまった場合の対処法
- 2.11. Method.20: 生まれつき頭が悪いと思い込んでやる気が起きない場合の思考変換
- 2.12. Method.21: 暗記が苦手・不得意と思ってしまった時の心構え
- 2.13. Method.22: 勉強が計画通り進まない時は「リスケ」する
- 2.14. Method.23: 効率よく勉強したいときのルーティン
- 3. 3.学校の授業やセミナー、講義を受講している時の集中方法
- 4. 4.試験、検定やテスト受験時の集中方法
- 5. 5.日頃の生活習慣で取り入れる集中方法
- 6. 6.集中力を引き出す準備や習慣化のコツ
- 7. まとめ
1.集中力を高めるための準備
「集中力」を高める。その前に、この集中力とは具体的にどういう事を言うのかを理解しましょう。
Method.1 : 「集中力」の意味
集中力とは、1点に力を集める技術の事です。もっと具体的に分散している意識や、力やエネルギーを一点に集める事なのです。
例えると、虫眼鏡で太陽の光を集中させて、一点の温度を上げていく感じです。
こう聞くと集中力には心の「強さ」「弱さ」が関係ないと思えるのではないでしょうか?
Method.2 : 「集中力」を高める姿勢
集中力を高めるためには、良い姿勢で座る事が必要不可欠です。
浅く椅子に腰かけて、頭のつむじから尾てい骨が真っすぐになるようにします。
両肩を2~3度上げ下げしてストレッチします。最後に脱力して腕をストンっとおとすと、自然と良い姿勢がつくれます。
Method.3: 頭がぼーっとして疲れたと感じる正体は、「目の疲労」
頭がぼーっとするのは、頭が疲れているというよりも、目が疲れているのです。
もっと具体的に説明すると、焦点が合わなくなってきているとも言えます。
目薬があれば、目薬をさして、顔の前に親指を立てましょう。そして、その親指を5秒ほどジッと眺めることで集中力を取り戻せます。
こういった、「目」「眼球」のストレッチをすることを意識してみてください。
Method.4: 「集中力」を上げる呼吸法
集中力を上げるためには、良い呼吸法が欠かせません。そして、良い呼吸方とは、ズバリ「鼻呼吸」です。
勉強すると、脳の活動が活発になり、熱を生じます。熱が上がり過ぎると、脳のパフォーマンスが落ちて、集中力の低下に繋がります。
鼻呼吸をすることで、脳の熱が鼻腔から体外に放出されます。熱くなったPCがフリーズするのを防ぐためにファンがついています。
人間も同じく、脳がオーバーヒートしないように、鼻呼吸でベストな体温状況にすることで高い集中力を維持できます。
Method.5: リラックスできている状態の時が、最も集中できる
イライラしたり、ストレスを感じると、原因となるモノに意識が自然と移ってしまいため、集中力が下がってしまいます。
集中力を上げるためには、リラックスした状態を作る事が大切です。具体的にリラックスした状態を作る方法を紹介します。
リラックスする前に、極度の緊張状態をつくります。グッと息をとめて、肩をこわばらせましょう。そして、5秒ほどその状態を維持したら、ふーっと大きく息を吐いて深呼吸します。
両肩をストンと落として、深呼吸に合わせて2~3度肩を上げ下げしたら、リラックス状態の完成です。
Method.6: 勉強開始時にやるべき「集中力」を高める儀式
いざ、机に向かって勉強を始めてみても、なんとなく集中できていないと、感じる時があるのではないでしょうか?
そんな時は、目の焦点を合わせる儀式をしましょう。教科書やノートを開いて、最初の5文字だけをしっかり1秒ずつ凝視して、黙読や音読しましょう。
文字をぼーっと、眺めるのではなく、1点に集中する事で、自然と集中モードに切り替わるはずです。
Method.7: 香りがリラックスと集中力向上に効果的
5感を使って集中力を上げるのも効果的です。特に、香りで嗅覚を刺激する事で、リラックス効果や集中力を高める事が出来ます。
これは、メソッド4でも紹介したように鼻腔と脳が神経で繋がっているため、鼻の刺激が脳にもダイレクトに伝わり、自律神経を刺激するためぼーっとなりにくいのです。
アロマなどで柑橘系のレモンやオレンジなどの、鼻に心地よくてツーンとくる「におい」がお勧めです。
Method.8: コイン立て儀式で集中力を上げる
視覚や触覚を使って、集中力を上げる方法です。机に座って、硬貨を立てる作業です。コインでも何円の硬貨でもOKです。
コインを触る事で、コインの状態をしっかり認知しないとコインを立てる事ができません。
この一連のサイクルを回すことで自然と集中力を上げる事が出来ます。
視点を集中(Input)⇒状態を把握(Input)⇒手の操作を微調整(Output)⇒コインを立てた(Result)
Method.9: 聴覚を駆使して「集中力」を引き戻す
次は聴覚を使って集中力を上げる方法です。音を聴くのは、集中力を高めてくれますが、問題なのはどんな音を聞くか?で変わってきます。
歌詞のある音楽は、オーケストラなどの曲は、歌詞に意識が向いてしまったり、心境の抑揚をつけてしまうため、勉強中に聞くことはあまりお勧めしません。
なので、オススメするのは、リラックスできる自然界の音を聞くことが推奨されます。
具体的には、「室内にいる時の雨音」「露天風呂の水が滴る音」がお勧めです。ログハウスの暖炉の焚火の音もオススメです。
2.自宅で勉強する時の集中方法
この章では、自宅での勉強で集中力を発揮する方法や秘訣のほか、集中力を妨げる心理的な原因を取り除いたり、物理的に集中しやすい環境を作る事で集中力を高める方法をまとめています。
Method.10: 勉強方法がわからない場合
集中力を妨げる原因の一つに、勉強の方法がわからずに、自分流にやっている事に対して、常に悩み、不安になるというものがあります。
こういった状況に陥っている場合は、まずは目的をハッキリとさせることです。志望校を決める。中間や期末テストで80点以上をとる。このような、内容で構いません。
目的をハッキリとさせた上で、この目的を達成している友人や合格体験記などの書籍、インターネットやYoutubeで自分に役立つ情報を得ると良いでしょう。
何よりも大切な事は、その悩みや不安を長く引きずらないようにする事です。
Method.11: 家では気が拡散してしまう場合
本来、集中は気分に関係なく出来るものです。しかし、自宅にあるテレビやゲームといった娯楽に繋がるアイテムに意識が向いてしまうことがあります。
どうしても気分を変えたい、新しい刺激を感じながら集中したいときもあるでしょう。
そのようなときには、図書館やカフェを利用するもの手です。
図書館では、静かな空間と利用者が書物に集中していることで、醸し出される雰囲気で自ずと集中しやすくなります。
また、カフェでは、自分以外に他人がいることで、ひとりでいる時よりも意識が覚醒した状態になります。
Method.12: 集中できる環境つくり
人間は、環境に大きな影響を受ける生き物です。部屋を乱雑にしていると気持ちも乱れます。
ゲーム機やスマホ、漫画本などが近くに無造作に置いてあったりした場合、それが誘惑となって勉強への集中が長く続かないことにもなりかねません。
部屋や机の整理整頓は、集中力を高めて、しかも長く集中し続けるためにも大切な事なのです。また集中力を高める色も関係があると言われています。
青色や水色などの寒色系は、集中力を促す効果があります。また暖色系では薄い黄色やクリーム色などが気分を落ち着かせてくれます。
部屋全体でなくても、どこかに部屋のアクセントとして、そういった色を取り入れる事をお勧めします。
Method.13: 集中できる勉強机
集中力が欠ける時、人は視線があちこちに彷徨います。そんなときは、視線をあちこちに散らばらないように方法を駆使して集中力を高めましょう。
机の前に座って意識を集中させたいときは、机の上に「しきり」を作る事をお勧めします。これは、そのことによって余計な情報が入らないようにするためです。
机に「しきり」を作る事は、複数の人といるときでも、ひとりでいるときでも効果的です。
「しきり」をつくる時にもっとも効果的なのは、パーテーションで壁を作る事です。パーテーションが無い場合は、本を積み重ねて、意識上の仕切りを作る方法が効果的です。
なお、何もない場合は、両手で左右の視野を遮り、余計な情報を入れないようにする方法もあります。勉強を始める前の意識上の仕切りとしてルーティン化すると、質の良い集中状態を作る事が出来ます。
Method.14: 長時間勉強する際の仮眠法
人は、気合や根性で長時間の集中状態を保つことはなかなかできません。
休みの日などを使って長時間勉強に集中したいと思うのであれば、その途中で適度に休憩をとりましょう。
かりに、午前中から始めて、お昼の食事をはさんで勉強に集中しようとする場合、昼食直後はどうしても集中力が低下しがちです。
そこでオススメなのが、「少し疲れた」と感じたら、1分~30分の間、目を閉じて休憩(目を閉じるだけでも、仮眠でも良い)する事です。
ここでの注意は30分以上の睡眠は、夜の睡眠分を食いつぶすことになります。目的は、寝る事でなく、集中して長時間勉強する事なので、その点はしっかりと留意しましょう。
具体的に「〇分後に起きる」と、起きる時間を3回唱えて目を閉じると、多くの場合、起きたい時間の数秒前に心拍数があがり、身体が自然と起きる準備をしてくれます。
Method.15: 気が乗らない苦手・嫌いな科目に向き合う「集中力」の高め方
学校の勉強では、得意な科目や嫌いな科目が出来てしまいがちです。
得意な科目は好きになれますが、不得意な科目はすきになれずに克服できないままになりかねません。
Method.16: ゲームやテレビの誘惑から逃れる方法
Method.17: すぐに飽きがきてしまう際の「集中力」持続法
Method.18: 成績が上がらない場合のメンタルケア方法
Method.19: なぜ勉強するのか?自問をはじめてしまった場合の対処法
Method.20: 生まれつき頭が悪いと思い込んでやる気が起きない場合の思考変換
Method.21: 暗記が苦手・不得意と思ってしまった時の心構え
Method.22: 勉強が計画通り進まない時は「リスケ」する
Method.23: 効率よく勉強したいときのルーティン
3.学校の授業やセミナー、講義を受講している時の集中方法
Method.24:授業中に別の事を考えてしまう場合
Method.25: 授業についていけない場合
Method.26: 先生の話が頭に残らない場合
Method.27: 朝や昼食前など、時間帯によって集中できない
Method.28: 授業中にあてられるのが怖い
Method.29: 特に理由がないが授業に集中できない場合
Method.30: 長時間イスに座り続けるのがツラい場合
Method.31: 授業中に居眠りしてしまう場合
4.試験、検定やテスト受験時の集中方法
Method.32: 「集中力」を高めて効率的に勉強したい
Method.33: 試験た受験のプレッシャーがキツイ
Method.34: 試験前に集中して勉強をしたい
Method.35: 効率良く暗記をしたい
Method.36: 解答にケアレスミスが多い
Method.37: 試験の開始時刻と生活リズムがあっていない
Method.38: 試験・テスト中の時間管理ができない
Method.39: 試験・テスト中にわからない問題に時間をかけてしまう
5.日頃の生活習慣で取り入れる集中方法
Method.40: 寝覚めが悪い
Method.41: 勉強と部活や仕事の両立が難しい
Method.42: 毎日同じことの繰り返しで飽きてしまう
Method.43: 読書に気が進まない
Method.44: 部活によって、他の人と勉強時間に差が出る事が不安
Method.45: 習い事との両立が難しい
Method.46: 忘れ物が多い1
Method.47: 忘れ物が多い2
6.集中力を引き出す準備や習慣化のコツ
Method.48: ちょっとした短い時間でも勉強時間に活かす
Method.49: 食事時に取り入れる集中力トレーニング(その1)
Method.50: 食事時に取り入れる集中力トレーニング(その2)
Method.51: 夜の星空を眺める集中力トレーニング
Method.52: 外出時にできる集中力トレーニング
Method.53: 面接や人との対面時に緊張を和らげる方法
Method.54: 家での簡単にトレーニングする方法
まとめ
今回は、集中力を向上させる方法についてまとめました。
これらの情報を参考にしながら、試験勉強や学校生活がより質の高い物になれば幸いです。
今後も生活の役に立つ情報を発信していこうと思います。最後までご精読ありがとうございました。