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トルマリンの効果はパワーストーンとしてどう?色は?意味は?

トルマリンの効果はパワーストーンとしてどう?色は?意味は?

トルマリンをパワーストーンとしてブレスレットやネックレスなどで身につける場合、どんな効果があるのでしょうか。色も豊富なトルマリンは黒や緑や赤など、色によっても意味が異なります。特徴や期待できる効果をご紹介します。

トルマリンの効果はパワーストーンとしても期待できる?

トルマリンは、電磁波防止になるとしてグッズが出ていたり、健康増進効果、マイナスイオン効果があるとして、お風呂に入れたり、水に入れたり、化粧品に配合されたりと、注目を集めています。2005年ごろからでしょうか、一時期はブームになり、今はその人気は安定しているといった感じです。

パワーストーンとしては、浄化、癒しの効果があるとされ、古くからさまざまな民族の間で、神聖な儀式や病気の治療に使われてきた歴史があります。

付ける人との相性を選ばず、幸運を引き寄せるパワーがあり、良い作用のある石として人気があります。

その効果の元になるのは、電気を発するというトルマリンの性質から来ています。

トルマリンは和名が「電気石」といい、外から刺激を与えると、トルマリンの石の中で発電する性質があります。
トルマリンは
■ 水分に触れる
■ 熱を加える
■ 摩擦を与える
■ 太陽光に当てる

などの条件が1つでも加われば、石の中で発電し、効果が得られるのです。

例えば、トルマリンを手で擦る(刺激を与える)と、トルマリンの中で発電が起こり、プラスの電荷とマイナスの電荷に分解されて、トルマリンから空気中に放射されます。
このときにマイナスの電荷がが空気中の水蒸気などと合体すると、マイナスイオンとなります。

トルマリンから生成されたマイナスの電荷が人間の皮膚につくと、その人の体内にマイナスの電気が入っていきます。
そして、体内の血中の赤血球をマイナスイオン化します。

すると、血液がサラサラになる効果があるんですね。

健康な人の身体は、「弱アルカリ性」に保たれています。血液中の赤血球の表面がマイナスの電荷でおおわれている状態なのだそうです。

身体が不健康な状態の人は、赤血球の表面が弱いプラスの電気で覆われている異常な状態の血球が多いのです。
プラスの電気を帯びている赤血球は、マイナスの電荷で覆われた正常な赤血球を引き寄せてくっついてしまいます。

そうすると、複数の赤血球がくっついて、大きな粒の赤血球になります。

大きな赤血球のカタマリだらけの血液は、粘度が増して、ドロドロ血液になり、体の末梢血管に入り込めなくなります。

そして、新陳代謝が阻害され、冷え性やアトピー等の各種疾患、血栓の元になってしまうのだそうです。

そこで、トルマリン。

トルマリンを身につけることで、体内にマイナスの電荷を摂りこみ、血液をサラサラにすることで健康増進効果が期待できるというわけですね。

昔の人は、このトルマリンの電気的な効果を肌で感じ、浄化や癒しの効果があるとして、儀式などに使っていたのでしょうね。

昨今では科学的に測定できるかどうかで、トルマリンのマイナスイオン効果について賛否両論があるようですが、少なくとも昔の人は体感としてトルマリンの作用を感じ取っていたのではないかと思います。

私は、こうした石のもつ作用を知っておくことで、パワーストーンとしての効果も上がるのではないかと思います。

パワーストーンとしてのトルマリンの色の種類は?

トルマリンには豊富なカラーバリエーションがあります。

何しろトルマリンの語源自体が、セイロン現地語であるシンハリ語の「色が混ざった砂や小石」を意味する「トルマリ」からきていると言われてます。「トルマリンには全ての色がある」と言われるほどです。

・無色(アクロアイト)
・白色
・黒色(ショール)
・緑色(バーデライト)(クロモライト)
・青色(インディゴライト)
・紫色(シベライト)
・ピンク色(ピンクトルマリン)
・赤色(ルベライト)
・オレンジ色
・黄色

単色のものもありますが、二つの色がグラデーションになっているバイカラー、三色のトリカラーと言われるものもあります。

緑とピンクの2色ものは、スイカのような配色で「ウォーターメロントルマリン」といって、宝飾界でも有名。
ネオンブルーのようなグリーンのようなカラーの「パライバトルマリン」も宝石としても評価されており、大粒のものは高価です。

石のもつ色の表情も面白いものがあるので、楽しんで選ぶといいですよね。

パワーストーンとしてのトルマリンの意味は?

トルマリンは、誰が持っても相性がよく、害を及ぼさない石として有名です。幸運を磁石のように引き寄せ、開運に導く作用があるとされています。

トルマリンの石の持つ意味は、すでに述べたように、「浄化」「癒し」が共通ですが、トルマリンの色によって、意味や作用が異なります。

黒:邪気払い、免疫強化、金運、人気運、電磁波防止
精神強化、集中力を高める。感受性や理解力を高める。個性発揮。

赤:熱意、情熱、生命歓喜、性エネルギー
勇気を与える。自己犠牲もいとわない勇気。

ピンク:愛情、優しさ、慈しみ、幸福
チームワークを高める

緑:平和、中立、謙虚、強さ
特に神経系のバランスをとる。健康運。内面の葛藤を和らげる。

青:感性、芸術性、精神的な成熟、優美
冷静な判断力と観察力を養う

ピンクと緑のバイカラーであるウォーターメロントルマリンは、神秘的なパワーが強いとされています。
精神・肉体・人間関係など分野を問わず、あらゆるアンバランスを調和に導く作用があります。

こうしてみると、トルマリンの持つ浄化や癒しや幸運を引き寄せるという特徴に、カラーセラピーでも言われている色の力が混ざって、それぞれの石の意味ができているように思えますね。

選ぶときには、上記の意味を念頭に選ぶのもいいですし、ぱっと見て気になる色を選ぶのも、その時の自分に必要なものを選ぶ指標になると思いますよ。

おわりに

パワーストーンの威力は、「石」の持つ意味や力と、自分の「意志」の力をシンクロさせて、想いを実現するところにあります。
漫然と身につけるのではなく、パワーストーンを見るたびに、「こういう力を私に与えて味方してくれる!」と思うことで、本当に自分のパワーを増幅させることができるからです。

上手にトルマリンともお付き合いをしていきたいですね!