2020年3月 牡羊座の新月は、3月24日 18:29から始まります。
ピンク色の時間帯が、新月開始から8時間です。願いが叶う力が最も高い時間帯です。
この時間帯に願い事を考え始める、書き始める、というように作業をスタートさせるといいです。
3月20日は春分の日でした。 昼の長さと夜の長さがほぼ等しくなる春分の日は西洋占星術において「始まりの日」でもあります。1年が新しく始まる節目としているのですね。日本では4月1日から新しい年度とする考え方が多いです。春をスタートにすると新緑が芽吹くごとく勢いが付きやすいイメージを持ちやすいですよね。気温が上がるにつれ生き物の活動も活発になります。
先月の願い事、去年の願い事は叶いましたか?もしくは、叶いつつある変化は何かありましたか?小さな変化でも動きがあればそれは前向きなステップです。気づきに敏感になると楽しいものです。新月の願い事の10個のうちの一つに、「変化に気づいている」というのを入れてもいいですね。運気も気づきの数も行動量も上昇させていきましょう。
では今回は、牡羊座の性質から新月の願い事が叶いやすいテーマを紐解いてみましょう。
牡羊座のひつじ、どんなイメージを持つでしょうか。古代、羊は神への生贄とされてきました。何かをかなえるには代償を提供しなくてはならず、神へと犠牲を示さなくてはならない。このエピソードを聞くと、羊は弱弱しい犠牲者というイメージになってしまうかもしれません。羊を殺めてささげる人間の目線からすればそうでしょうね。しかし、牡羊座の羊がみせるイメージは、自ら「理想のために命をささげる」姿勢なのです。
牡羊座の英語名は「Aries」です。これは争いの神「アレース」からきています。ローマでは軍神マールスと同一であるとされています。戦場で力をふるう戦士なのですね。由来から紐解くとわかりやすいでしょう。
牡羊座のテーマは鋼鉄のような意思と情熱です。大きな角を持ち突き進む勇ましいオスの羊を思い浮かべてください。負けん気が強く競争を好み、一度決めたら突き進むイメージです。先頭に立って群れを率いて生きる場所を開拓する羊の姿です。
血気盛んな牡羊座は男性性のシンボルでもあります。強い意志でリスクをとってチャレンジし、新境地を開拓します。自信にあふれる姿勢は周囲の人々を引き付けるカリスマ性となり、物事を成し遂げるために全力を尽くしていくのです。
どんどん事を進めるにはくよくよと悩んだり不安を持っていては動けません。楽天的で前向きであることもテーマになってきます。
時には無謀といえることにでも果敢にチャレンジしていくのです。
そんな牡羊座の職業テーマには、軍隊や警察、消防士といった危険を伴いながらも正義のために働くものがあげられます。機械工や整備士といった技術で世界を切り開く仕事もテーマになってきます。
こうした牡羊座の性質が悪い方向に向かってしまうと、激しい自己主張となり、誰もついてこないということになりかねません。カリスマは一見とても人を惹きつけるのですが、同じエネルギー量で行動しようとすると大変なのです。
また、牡羊座の良い面である行動力は、あまり長くは続かないという性質を持っています。機敏ではありますが、集中する時間は短いのです。突然開始して忽然と終了している、そんなことでは周りは振り回されてしまいますね。
一つのことを成し遂げると、すぐ次のことに移って行動し続ける傾向もあります。同じ性質の人ばかりが周りにいればいいのですが、タイプが異なる人であれば疲弊してしまいます。
ものすごく頑張っているのに気が付けば一人。人一倍努力しているのに誰もついてきてくれない。そんなリーダーや経営者は改善するための願い事を書いておくとよいかもしれません。
牡羊座のテーマになる体の部位は、頭です。大きな角がついた頭、物事の開始のシンボルである頭、決定権をもつリーダーである=ヘッド、ですね。なにか頭に不調がある場合は、それを改善するための願い事を入れておくと叶いやすくなりますよ。
そのほか、牡羊座の願い事の書き方、文例などはこちらもどうぞ。
また、 春分の後に、最初に訪れる牡羊座の新月の日に行う願い事の方法、「春分お宝マップ」の作成も併せてやってみてください。
願い事のイメージをコラージュするこの方法も効果は絶大ですよ!