2022年10月 蠍座の新月は、10月25日 19:49から始まります。
ピンク色の時間帯が、新月開始から8時間です。願いが叶う力が最も高い時間帯です。
この時間帯に願い事を考え始める、書き始める、というように作業をスタートさせるといいです。
西洋占星術的に特筆すべきイベントは、10月25日に蠍座で日食が起こることです。ヨーロッパ、アフリカ北部、中東、インドなどで部分日食となります。残念ながら日本では見ることができません。
西洋占星術では日食はとても大切です。前後数日間にわたって特別なエネルギーの影響があるとされています。何か大切なことがスタートする時間と言えるでしょう。いつもの新月よりもパワフルになると考えるといいです。もしかしたら影響力がおおきくて心身に影響がでる人がいるかも知れません。
太陽が月に食べられる、という意味の日食ですが、古くは太陽が消えることからすべての生命が瞬間的に消滅すると考えられていました。さすがに現代では日食の仕組みが科学により解明され、そのような恐れを抱かれることはありません。
占星術的にはパワーの強い新月であり、何か大きな節目を迎える人、自己の意識改革が起きる人もいることでしょう。
変化が大きいと負担もかかりますので、心身ともに無理をしないように、疲れたらすぐに休むようにしてくださいね。
さて今月は蠍座の新月。
蠍座の大きなテーマは他者との深い関係。ときには甚大な自己犠牲を払ってでも相手にのめり込んでしまうようなコミットメントです。
一つ前の天秤座では恋人や夫婦関係、パートナーシップについてでしたが、関係を探して広げる方向に向かうテーマでした。次の蠍座は結婚相手や恋人、パートナーとの関係の深さや濃さを求めていくのがテーマ。
深い関係になれば、相手の秘密や深層心理にも触れることになります。それらを共有した上での深い絆を守る願い事は今月のテーマに適しています。
心理学に関わることもテーマです。
関わりを深めた先にあるのは、互いが影響を与え合い、自分と他人が融合して変容してしまうほどの深み。夢中になり相手との境目がみえなくなる、境界を侵し合うほどの関係です。
スピリチュアルでは、ソウルメイトやツインソウルといった魂レベルでの強い絆をもつ関係がありますが、その領域も蠍座のテーマです。ソウルメイトとの出会いを願う人は願い事に書いてみるのもいいかも知れません。
しかし相手との深い関係は、のめり込み方がすごすぎれば相手を支配してしまうほどになる事例もあります。そうすると権力や支配の悪影響を減らすための願い事として、「自制心」や「闘争回避」というテーマが入ってきます。こじれるほどに相手へ深く関わり影響を及ぼしてしまう方はそれらを改善するための願い事を書いておくと良いでしょう。嫉妬心にかられて困っている方も改善の願い事を書くのがおすすめです。
蠍座の願い事に最適な体の部位は、直腸、結腸、膀胱、性器です。PMS(月経前症候群)や生理、性病といった症状についてもテーマになります。これらの部位に関して改善したいことや向上させたい願い事があるならばぜひ書いておきましょう。
その他、 天秤座 のテーマや願い事の具体的な書き方はこちらを参照してください。
あなたが深く関わりたいことはなんですか?