2023年:【お知らせ】ブログ更新と運勢占い 更新再開します

お弁当は夏も保温ジャーでOK?食中毒対策は必要?レシピはどんなの?

お弁当は夏も保温ジャーでOK?食中毒対策は必要?レシピはどんなの?

冬でもあったかいランチを食べられると思って買った保温ジャーやスープジャー。夏にも同じように使うことができるのでしょうか?暑い時期だと食中毒も心配です。気をつけるべきポイントと、夏のジャーレシピのアイデアをまとめました。

※ちなみに上の写真は保温ジャーではありません・・・。ちょうどいい画像がなかった・・・。

お弁当を夏でも保温ジャーでもっていけますか?

夏の暑い時期に、暖かい食べ物を保温ジャーで持っていくのは、ちょっと抵抗がありませんか?

でも、夏でもオフィス内のクーラーで冷えた体には、温かい食べ物のほうが良かったり、ダイエットで代謝を落とさないためにも冷たいものを避けたい場合もあると思います。

調べたところ、

保温ジャーのメーカー各社では、夏でも大丈夫!とホームページに記載がありました。

★サーモス(THERMOS)公式より

Q.ランチジャーは一年中使えますか?夏など暑い時でも大丈夫ですか?
A.一年中ご使用いただけます。車の中など高温になるところでは使用しないでください。
夏でも、ご飯・スープは出来たて熱々をたっぷり入れて、すぐにフタをしてください。
おかずはよく冷ましてから、おかず容器のフタをしてください。腐敗しやすいものは入れないでください。
食品はできるだけ早く(6時間以内に)一度にお召し上がりください。

★象印

ランチジャーは、1年中(夏場でも)ご使用いただけます。
おかずは腐りにくい物を選び、一度火をとおした食材を冷ましてから入れてください。

どちらのメーカーでも、
「おかず」については冷ましてから入れるようにと指示がありますが、夏でも使える!と明言されています。

いつも通りの使い方で、基本6時間以内に食べるようにすれば問題ないようですね。

お弁当に保温ジャーを使う際の食中毒のリスクは?

とはいえ、食中毒のリスクがないわけではありません。

サーモスの公式サイトの情報にもあるように、車の中など高温になるところでの使用は避けたほうがいいですし、
保温ジャーの使い方を間違えば、菌を繁殖させてしまいます。

細菌のもっとも繁殖しやすい温度は30℃~40℃くらいです。

つまり、ぬるいお味噌汁やスープ、ご飯を入れてしまうと、逆に菌を繁殖させやすくしてしまいます。

温度を75℃以上にすると、ほとんどの菌が死滅します。

ご飯は炊きたてを、お味噌汁やスープはしっかり鍋で加熱してすぐにジャーに入れふたをする、という基本を守るのはとても大切です。忘れずに保温容器を熱湯であらかじめ温めておきましょう。

おかずの容器は保温機能が付いていない場合が多く、ついていても食材によっては保温が難しかったりするので、
通常のお弁当のおかずと同様、しっかり加熱してから、冷まし、水滴がつかないようにしてふたをするのがベストということになります。

ご飯や汁物の容器から、おかずの容器に温度が伝わってしまわないように、気をつけます。
容器の形状にもよりますが、間に断熱用としてタオルを挟むなど対処します。

加熱は食材の中まで火が通っているのを確認すること。
電子レンジ加熱の場合も、最近では加熱温度表示がでるものもありますので、75℃以上を目安にされるといいでしょう。

夏のお弁当のおかずには、腐敗しやすいものは避けたほうがいいですね。

夏のお弁当の基本対策については、こちらのページでも紹介していますので、参考にしてください。

⇒ お弁当の梅雨や夏の時期の保存対策

お弁当に保温ジャーを使うレシピ!夏なら冷たいランチはどうでしょう?

さて、細菌の活動は、温度を低く保つことでもかなり抑えることができます。
10度以下だと、殺菌はできませんが、繁殖を抑制することは可能です。

保温ジャーは、冷たいものを入れれば、保冷効果もありますので、夏にはあえて冷たい食べ物を用意するのも手です。

例えば、

ランチジャーで冷やしうどんを持っていくこともできます。

冷凍うどんをアツアツに茹でて、氷水でしめ、ご飯を入れる容器に入れます。
汁物用の容器、もしくはステンレス水筒に濃縮タイプの汁を入れ、氷を入れます。
おかず容器には薬味や揚げ物や練り物などを入れていけば、ヒンヤリランチの完成です。

同じ方法で、
・そうめん
・冷やし中華
・ざるそば
などができます。

他にも、濃い目に作ったトマトとコンソメの冷製スープに、氷を入れて持っていく。付け合わせはパンでもいいですね。
氷で味が薄まるのを計算して味付けしておく必要がありますが、まとめて仕込んで冷凍すれば作り置きも可能ですね。

スープジャーでは、スープ以外にも、スムージーを入れて持っていく方法もあります。
これも、冷たさを維持するために、果物は凍らせておくこと、ブレンダーにかけている間の熱対策として氷をしっかり入れて攪拌しておくことが必要です。分離しやすいので、振ってから飲むようにします。

まとめ

保温されるご飯と汁物は熱々を入れましょう。菌が繁殖できる温度まで冷めないよう気をつければ、夏でも保温ジャーは活躍します。

逆におかずはしっかり冷ましてから入れましょう。

ときには冷たい麺やスープも取り入れるといいですね。