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続かないのは「ムダ」「クズ」ではない!継続力の新思考法!

続かないのは「ムダ」「クズ」ではない!継続力の新思考法!

習い事や、バイトを始めても、長続きしない。長続きしていることがない。やりたいことがわからない。新しい事をはじめようとしても、最初の一歩が踏み出せない。自分に向いていることが思いつかない。

このような悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか?

世間では無責任にも「好きな事をやればいい」「難しく考えずにやってみろ」「とりあえず行動すれば意外と続くものです」といった前向き思考の強い言葉が並んでいます。

Micaruもこれらに対しての提案や合言葉として否定はしませんが、それで悩みが解決しない方がたくさんいると感じています。

今回は、目の前の継続できない事を「ムダ」と捉えない、ましてや「クズ」や「ダメ」なことではない、考え方と思考方法を紹介します。

サイト管理人Micaruも継続できない人生を生きてきた一人

本サイトの管理人であるMicaruも、長いトンネルのようなモヤモヤの中を生きてきた一人です。自分でもあきれるほどにやっていることに一貫性がなく、長続きしなかったことを紹介します。

習い事や塾に通いはじめても、続かないから身につかない。小学校ではサッカーと水泳、中学校ではテニス部に入るが、2年生の時に退部して美術部へ入部。高校では陸上部に入りハードル走を専門にしていました。

やることがコロコロ変わるので、小中高とサッカーや野球にのめり込んでいる「いとこ」と比較され、学生時代は、親族の集まりではずっと肩身の狭い思いをしていました。

大学では、居酒屋チェーン店でバイトをしましたが、激務と厳しいバイトリーダーとのいざこざで1年で辞めました。次に、お弁当屋で調理と接客のバイトを始めましたが、こちらは学業との両立が難しくなり1年ほどで辞めました。

大学卒業後は工学を専攻していたので、トヨタ系の部品サプライヤーメーカーに就職しました。社会人になって、自分でお金を稼ぐようになってからは、スノボーや釣り、ゴルフ、自転車、カーレース、ギターなどありとあらゆる趣味に手を出しては続かないということを繰り返していました。

人生という「陸続きの大陸」を旅して自分軸を探している

やっていることに何の一貫性もなく、何をしているのかよくわからないMicaruですね。完全に迷走していると思われても仕方ありません。

それもそのはずで、具体的な行動、やってきたことを時系列で追っても、脈絡や関係性、つながりを見出す事ができないですよね。

そんな中、Micaruはこの一貫性のなさに嫌気を感じている中で、うっすらと自分の中にある軸に気付き、いままでの道のりを納得感を持って受け入れられるようになりました。

自分の中に生まれる内なる「言葉」と「気持ち」と「思考」に向き合い続けて、ある発見をしたのです。それは「やってきたことの一貫性」と「信念の一貫性」は別物であることです。

やってきたことはバラバラかもしれないが、意志や興味に従って行動を起こしてきた。だからこそ、MicaruはMicaruのことを、表面的な「やってきたこと」の一貫性ではなく、信念の一貫性で評価することにしました。

この気づきは、私の人生を大きく変えました。救ってくれたと言っても過言ではありません。両者をより明確に区別することができたことで、「何も続かない一貫性のなさ」の呪いから解放されたのです。

より深い自己理解の重要性を感じることで、出来事や行動に目を奪われることなく。前後に依存する「キッカケ」と「学び」を一連の経験として振り返るようになりました。

意識的に振り返りの時間をとる習慣もできました。何かを前向きに諦め、新しいことをはじめる勇気を手に入れました。そして、自分がどういったことに貢献しながら今後の人生を歩んでいくか?ゆっくりとですが、明確に描くことができるようになりました。

大げさに言うと潮の流れに任せて流されるのではなく、自分の「人生という名の船」を、自分の意思で舵取りできるようになった瞬間でもあります。

この発見をいまもモヤモヤしている中、懸命に生きようとする人にとっても、有効な発見になり得るかもしれないと考えるようになりました。

そして、忙しさの中に生きる人にこそ、新しい歩みを進めるうえでも非常に重要であると思っています。

自分の根底にある価値観を過去の行動から紐解く

自分の中に眠っている見えない一貫性を分析をしていく上で、重要な役割を果たすのが「言葉」です。なんとなく考えていることを言語化することで認識に至り、認識によって行動が先鋭化されます。

何もやってこなかった人生などありません。そうした人生の前提がある中で、明確ではないものの、わずかながらにも自分の中に意志や思想があり、その場その場で考えながら様々な行動を起こしてきたはずです。

結果的にバラバラなことをやっているように捉えてしまい、誤解される。誤解してしまう。長続きするに越したことはないのは事実ですが、やってきたことだけで判断されるのはとてももったいないのです。

他者は、これからも具体的な行動ややってきたことだけで評価をし続けるでしょう。そんな人にとっては、あなたを形作るものとして見える範囲が行動しかないのです。

しかし、Micaruは違います。自分がどんな気持ちで行動をおこしたのか?その行動から何を学んできたのかを知っているはずです。得た学びから、新しい一歩を踏み出すキッカケと勇気が生まれているはずです。

それらを上手く説明できないかもしれないし、自分でもわかっていない事が多いかもしれません。しかし、あなたの中に「何か」が積重ねされていることは間違いありません。

そこで提案したいのは、取り組んできた具体的な事柄を「キッカケ」「行動」「学び」で分析する事です。更にこの3つを「過去」「現在」「未来」の時間軸に分けて思考するとより自分の成長を有機的なつながりで認識することができます。

自分の骨格を形成するために見える一貫性に注目すべきです。らせん状のつながりは、自分の中でうねるを生み出すように大きくなり、そのうねりが自らを動かそうとする推進力、そして進むべき方向を示すベクトル(自分軸)になります。

1つひとつの行動を「活動」と言い換え、その活動で得た経験を「キッカケ」「行動」「学び」という小さなベクトルでかみ砕き、地続きの人生における大きなベクトルを見出していく事が重要です。

努力家でなくても…あなたは尊い「活動家」!

日本人はとにかくひとつの行動に対して「一生懸命」とか「真面目にコツコツ」といった行動表現を好みます。努力家という言い方で美徳崇拝する文化があります。

見えない一貫性は見ようとしなければ見る事はできません。行動でなく、地続きの人生に目を向けて活動を続けなければいけません。

そして、自分を規定する「言葉」としてよく使われるのが肩書です。この肩書によって自己暗示にかかることを忘れてはいけません。

職能や役割が規定されることで、その枠に染まろうとする浸透圧が働きます。そこで提案するのが、ひとつ1つの「行動」を「活動」とするように、「活動家」という肩書を自らにつけてみることです。

活動家というと、危険思想をはらむ不穏な印象を感じ取る方もいるかもしれません。本質の意味はそうでなく、自分自身がやるべきであると強く信じる活動に、正面から向き合うということを意味しています。

活動家として「活動」を行う上で、たくさんの批評を受けることになるかもしれません。なぜなら、発達したSNSにおいて自分より格段にスキルやキャリアを持った人が可視化されています。

見たことも聞いたことないような人でも、自分よりも格段にレベルの高い人がゴロゴロいる中で、酷評されたり、そんな人と比べられて批評を受けることもあります。

大事なのは、そんな批評してくる人たちが、どれほど世の中に刺さる「活動」を生み出しているのか?と相手を逆批評して自己防衛するマインドを身に付ける事です。

これは単に喧嘩を買って言い返すこと。では、ありません。心無いコメントや意見が理由で「活動」をストップしてしまうことを防ぐためです。

Micaru自身も、何か新しい事を始める際には、家族や親類から後ろ向きな意見をされたり、SNS上でもまず最初に受けるコメントは批判的なものばかりでした。

そういった、足を引っ張るものに一喜一憂せず、淡々とスキルを研ぎ澄ませながら、研鑽を重ねていきました。

そうして、仕事を「まわしているだけでいいのか?」「やりたいことをやっているだけでいいのか?」という自問が生じて、「自分は何のために働くのか?」「どんな領域で貢献べきか?」。そんな、スキルに対する意識から「働く意味」へと思いが至り、人生の目的に帰着することになったのです。

「過去の活動」と「新たな活動」がクロスして成功が生まれる!

私の知人に起業して会社を立ち上げたものの、運営がうまくいかず経営が赤字続きだった女性がいます。会社を畳もうか検討している時、友人から「故郷へ帰るから経営していた飲食店を引き継いでほしい」という話が舞い込みます。

飲食に関しては起業に際して、事前のリサーチから初期投資や経営の難しさを把握していたので、避けていたジャンルでした。

考えた末に、「自身の会社が赤字続きなのだから、心機一転飲食店をやってみよう」と引継ぎを承諾しました。

すると、引き継ぎの当初の倍の売上げを達成するほど飲食店は大成功しました。いままで、接客業の経験がなく飲食店をやるなんて考えもなかったが、こんなに自分が接客に向いてて好きな事に驚いたそうです。

この話から、会社経営という実績から引き継ぎの話が舞い込み、未知のジャンルに対する新たな行動が成功を生み出した典型的な成功事例ではないでしょうか?

たとえ思い通りにいかなくても、あなた自身が否定されているわけではありません。

まとめ

以上です。いかかでしたでしょうか?あなたの中に蓄積されている言葉にならない思いがうまく言語化できましたでしょうか?

このブログとの出会いが、あなたの大切なものへの気づきや自分らしく生きるためのきっかけになればMicaruも嬉しいです。

やっている事への一貫性がなくても、自らの力で一歩一歩を踏み出すことが、あなたの未来を明るさせる。そして、そうなることをMicaruも祈っています。

今後も世間的にはネガティブに考えられることをポジティブ変換できるマインドや思考方法を紹介していきます。最後までご精読ありがとうございました。