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ノロウイルスの症状大人の場合は?発熱の特徴や発症期間は?

ノロウイルスの症状大人の場合は?発熱の特徴や発症期間は?

季節関係なく発症するノロウイルス。大人から子供までかかる可能性があるウイルスの一つではありますが、乾燥の強い冬場は特にウイルスが増殖しやすいため、ノロウイルスにかかる可能性が高くなってしまいます。私の体験をもとに大人の場合の特徴と期間、回復方法についてシェアします。

ノロウィルスの症状は大人の場合どうなる?吐き気嘔吐と下痢腹痛!

ノロウイルスは、大人も子供もその時の体調や免疫力の高さなどで症状の度合いが変わってきます。かかっても軽い人もいれば重い人がいるのはそのせいです。大人がノロウイルスにかかると、吐き気やおう吐から始まることもあれば、吐き気やおう吐はなく下痢や腹痛がいきなり襲うというケースも少なくありません。場合によっては、高熱というまではいかなくても発熱することもあります。寒さが厳しくなる11月~3月くらいまでにかけて毎年流行します。牡蠣やホタテといった貝類にも潜んでいるので、生で食べて当たることもあります。

嘔吐の回数は1回だけではなく、2回、3回と続き、回数が多いのが特徴です。なので脱水症状になりやすいため、注意しなければなりません。

ただ、大人の場合、子供に比べると体力や免疫力もありますので、2~3日ほどで大半の方が体調が回復していくようです。短時間の間に症状が現れるので、かなり辛い思いをされている方もいますが、大人と言っても高齢者になると治りが悪かったり長引いてしまうこともあります。

私自身ノロウイルスにかかった時は、いきなり嘔吐で3回ほどトイレに駆け込みました。唾液が口にたまり、胃が動き、ひたすら胃の中を裏返すような吐き気に襲われ、ものすごく気持ち悪い時間が続きました。その後吐き気が収まったと同時くらいに下痢に襲われました。これもお腹を壊したときとはレベルが違うひどさで、体中の水分を腸からひねり出されるかのような腹痛とともにトイレの住人に・・・。病院に行って、ノロウイルスだとわかってから自宅で安静にし、症状が良くなるまでにかかった時間は3日くらいだったような気がします。

大人がかかっても相当辛いのがノロウイルスです。できればかからないようにしたいものです。これまでの生涯でノロウイルスにかかったのは一度だけですが、とても苦しかった記憶があります。もう二度とかかりたくない・・・。

残念なお知らせですが、ノロウイルスに対しての特効薬はありません。抗生物質もききません。

ノロウィルスの症状で大人が発熱した場合の特徴

ノロウイルスにかかった場合は、吐き気やおう吐、それが収まると下痢や腹痛に襲われるのが特徴です。ただ、熱が出る場合もあります。もちろん、発熱してもインフルエンザのように38度や39度、40度以上の熱が出るということはほとんどありません。熱が出ても、37度~高くても38度台です。

私の場合は、37度6分の熱が出ましたが、そんなにうなされるほど苦しかった記憶はありません。風邪ひいたかな?ぐらいだったんですが、すぐに嘔吐に見舞われて、これは病院に行かないとヤバイと感じて会社を休みました。熱より嘔吐のインパクトが強かったですね。

また、熱が出たことによってその他の症状が出てしまうこともあります。関節痛や筋肉痛などといった痛み、頭痛を引き起こしてしまう方も中にはいるようです。私も頭痛がきました。

嘔吐もして下痢もして、発熱もとなると体力がかなり奪われてしまいますし、水分を摂ることでまた嘔吐したらいやだという思いが出てしまうため、水分を控えがちになってしまいます。これは嘔吐に加えて下痢などにより脱水症状を引き起こしてしまう可能性が高くなるため、水分を摂る事が大切です。お医者さんにも水分補給については注意を受けました。

水分不足だと熱も下がりにくくなります。体の機能も低下します。

もちろん、水分を摂った刺激が嘔吐につながってしまうこともあるので、嘔吐してから30分経って嘔吐しなければ、ひと口だけポカリスエットやアクエリアスのようなスポーツ飲料を飲みましょう。10分経って何ともなければもう一口飲むといったように、こまめに少しずつ、ちびちび飲むのがポイントです。お白湯でも水でもいいですが、吸収しやすい飲み物が望ましいと思います。温度は人肌のほうが刺激にならなくていいと思います。食事もしんどいなら、お粥よりも、お味噌汁やお吸い物をちょっとずつ口にして、塩分と水分を補給するといいです。

どうしても水分がとれない場合は病院で点滴を受けるといいでしょう。下痢がひどいとお医者さんの指示で点滴になることが多いです。

高熱が出るというわけではないものの、やはり平熱よりも熱が高くなれば辛いものです。特効薬もないので、ノロウイルスに感染してしまった時は無理をせずしっかりと休むようにするしかありません。辛ければ解熱鎮痛剤を服用するのも手段としてあるれど、薬を胃に入れること自体も刺激となってしまう恐れがありますので、服用する際は吐き気が収まった後にしましょう。

それに、嘔吐と下痢で体力を奪われているのが大きいので、薬で熱を下げても大して楽にはならないんですよ。(経験談・仕事しようとして解熱剤飲んだ)何もかもあきらめて、大人しく寝ておくことをおススメします。発熱は体内のウイルスに対抗しようとする体の反応なので、無理に下げる必要はないと言われていますのでご参考まで。

ノロウィルスの症状は大人だったらどのくらいの期間続く?

ノロウイルス自体は、潜伏期間も体内に留まっている時間も少ないという特徴があります。体力のある大人なら、1日ないし2日程度で8割方、体調が戻ることもありますし、ノロウイルスにかかっていたとしても風邪のような症状で収まってしまうこともあります。感染力は発症~1週間程度と長く続くとされていますが、発症後3日間は感染力がとても強く体内にたくさんのウイルスが残っているので注意しなければなりません。

私の場合は3日は嘔吐と下痢と発熱が出て、4日目にはおさまっていましたが、体力の消耗が激しかったのでフラフラしていました。3日は会社を休んで、4日目は出勤しましたが、たまった仕事もペースを落としてこなし、早く帰って休むようにしていました。様子を見ながらやっぱり1週間はペースダウンした生活がいいと思います。

アルコール消毒では死滅しないとても強力な菌であると言われているのがノロウイルスです。
大人だからといてこれくらいの期間がかかる、子供はコレくらいの期間がかかると決まっているわけではありません。その時の体調や体力、免疫力などによって回復するまでの期間にはかなり差が出てくるからです。また、法律上では、ノロウイルスにかかったからといって、出勤してはいけないという期間が決められているわけではありません。ただし、会社などによっては出勤が停止されているケースもありますので、人事などに規定を確認することをお勧めします。とても感染力が強いウイルスですので、出勤停止になっていることもあるからです。

 

まとめ

大人がノロウイルスにかかると多くは嘔吐や下痢といった症状が出ますが、中には発熱する場合もあります。ただ、高くても38度くらいまでしか熱はでないので、インフルエンザのような高熱になるということはほとんどありません。脱水に気をつけて、最低3日は大人しくするつもりでいたほうがいいですね。